婦人科サロン発祥の地「ワンドマユ」では、薬剤師の方や看護師の方からの問い合わせも大変多く、お客様やセラピスト養成スクールにもそういう職業の方が何名かいらっしゃいました。
薬剤師や看護師の方なんて、ワンドマユのセラピストより体のことは詳しいです。でもご自身で悩み、足 ツボをするのです。
薬はないの?治療はないの?って思ってしまいますよね。でも、ここには大きなカラクリがあるのです。なぜ身近に薬や治療がある中、子宮筋腫に悩まされ、解決法がなく、足 ツボをするのか。解説します。
目次
薬剤師や看護師からいただく問い合わせ
薬剤師さんも悩んでいる卵巣嚢腫に多量出血
「私は薬剤師をしている25歳です。以前、多量出血がきっかけで、右卵巣膿腫に悩まされ、ピルを飲みながらも改善されていることが目に見えず、自分の体をよく理解したいために不妊、婦人科で有名な病院へ就職し、現在も働いております。
病院での実際の治療はやはり卵巣膿腫を取ってしまうか、ホルモン剤などの薬物治療で、卵巣を取るのだけは避けたいので、後者2つは試したものの、再燃しています。
今月は、生理が2週間程も遅れ、肌荒れや肩こりなどPMSが普段より酷かったため、ホルモンバランスの乱れの恐ろしさを普段より実感し、もう頼るのはまゆさんしかいない!と思い切って連絡した次第です。」
薬剤師さんに頼られるなんて、正直ショックではありましたが、このようなメールをいただくことがあります。
看護師さんも子宮筋腫で悩んでいる
「わらにもすがる思いでメールさせていただきました。恥ずかしながら看護師です。以前から子宮筋腫があり、1年に1度の検診で様子観察しています。
風邪を引き、病院に行ったら重度の貧血であることがわかりました。筋腫が原因であることは、間違いなさそうです。
ただ、手術はしたくないんです。できれば、手術以外の方法でと探していると、まゆ先生の存在と実績をネットで知り、ご連絡させていただきました。どうぞよろしくお願いします。」
看護師さんで子宮筋腫などでお悩みの方って本当に多いんです。それは、夜勤があったりハードな仕事のため体を酷使しているということが一番で、他には、やはり現代医療が間近にあることで、改善を遠ざけてしまっているということが起こってしまっているからと思われます。
なぜ現代医療が間近にあるのに改善が遠ざかるの?というカラクリは以下を参考に。
西洋医学は素晴らしい反面、落とし穴がある
西洋医学(現代医療)が役に立つのは一割の症状
今では、医療の裏側を暴露するような本がたくさん出ているので、ぜひそちらを読んでいただきたいのですが、まず絶対に知っておきたい事実が、現代医療というのは、九割の病気は治せないということ。
え?って思ったかもしれませんが、事実そうなんです。子宮筋腫などの病気を治せていますか?治せていないんです。
「いや、手術して治ったよ?」と言われても、それは治ったんじゃないんです。手術したことでできていたものを取っただけです。実際に、手術後に再発する人はたくさんいます。それは、治ってないからです。手術して取っただけだからです。
現代医療で役に立つ一割というのは、急性の病気や症状に対してです。
交通事故で怪我をした場合、悠々と自然療法で治しましょうなんてしませんよね。怪我をすれば即病院で治療を受ければ治りが早いですよね。急な発熱など慢性ではない病気であれば、すぐに処置すれば治るんです。これが現代医療の最大の魅力であり、そこに対しては効果があると言われているのです。
西洋医学は出た結果にアプローチしている
西洋医学と東洋医学の決定的な違いは、西洋医学は結果に対してアプローチするのに対し、東洋医学は原因に対してアプローチするというところ。
西洋医学は、子宮筋腫なら子宮筋腫という症状に対して治療法があるんです。
東洋医学は、子宮筋腫という同じ病名であっても、この人の原因とこの人の原因は異なると考えて、原因を見てそこから治そうとする治療法をします。
ここが大きな違いであり、この違いにより迎える未来も異なります。
結果にアプローチした西洋医学では、数年後、早ければ数ヶ月後にでも再発する恐れがあります。
原因が変わってないのだから当然ですよね。
一方、東洋医学で原因から消し去った場合は、数年後、同じことが起こる確率は至って低いです。原因が異なるのだから、結果も異なりますよね。
原因を消し去って、そのままの状態を維持することができれば、結果は必ず良いものになります。
西洋医学と東洋医学はどちらも必要
もともと、世の中には東洋医学(自然療法)しかありませんでした。文明が発展し時代とともに科学が発達し、現代の医療となりました。原型は東洋医学です。
東洋医学というのは、自然の法則そのものなので、絶対的な法則のもと成り立っています。(東洋医学という大きな括りで見た場合/東洋医学の細部に入ると全ては相対的であるが難しいのでここでは割愛)
西洋医学は、研究により証明されたものはその時点では絶対的な存在かもしれませんが、科学が進化してあの時わからなかった事実が発見された時、その事実は書き換えられます。その時の研究の精度により、結果が異なっていきます。
人間の体はどうかというと、人間という全体を見れば、これは絶対的です。口から食べ物を入れて、食道を通り、胃、十二指腸、小腸、大腸という消化活動から、ストレスが起きるとどう反応するかなど、全ては決まっています
こうやって難しく話してみましたが、そもそも人間の体は自然の一部であり、東洋医学の考えに一致しています。ということは、人間の体をよくしていこうと思ったら、東洋医学的に考えることが当然であり、追いつかない部分は、西洋医学に頼るというのが賢い選択です。
西洋医学は一割しか役立たないからダメという話ではなく、必要な時は頼るのです。それが賢い選択です。手術は絶対避けたいと言っても、生活に支障があったり、合併症などが出た場合など、手術しないといけないことだってあります。
むしろ、手術したらそれらの問題は解決できるのです。ただし、手術をしても、先ほども言った通り、再発する可能性は高いです。
だからどうするかというと、”原因を改善しながら、手術を選択する”ということ。大事なのは、西洋医学、東洋医学のどちらを選ぶとかいう話ではなく、西洋医学を選ぶのなら、”原因を改善”するのです。その上で、治療するのか、そのままでいいのか決定するのです。
現代医療を学ぶと、きっと東洋医学の考えが信じられなかったり、程遠い概念に見えたりします。
だから、薬剤師さんや看護師さんも、東洋医学で原因を改善するという考えに至るまでが遅くなってしまい、症状が悪化することが多いようです。
お医者さんの中には、「足つぼなんかで体が良くなるわけないよ」と東洋医学(自然療法)なんて全く相手にしてくれない方も多いです。でも、学んできたものが違うのだから仕方ないことです。
しかし今では、統合医療と言って、西洋医学と東洋医学の両方でアプローチするという医療も増えてきています。せっかく医療が発達しているのですから、使える時は大いに使うべきです。
大事なのは、”原因を改善させながら”ということです。
使い方が大事ということであり、西洋医学がいいのか東洋医学がいいのかというのは比較できないものですね。