足つぼは、足のマッサージではなく、あなたの”臓器を動かす”ことができる健康法。正しくケアできると機能が高まり、不調が改善されるのですが、誤った方法でケアすると、逆に不調になることも。
セルフケアをする前は、必ずこちらをご確認いただき、安全にやってくださいね。そうすれば、子宮筋腫や生理痛といった婦人科系のお悩みを自分で改善することができるようになります。
足つぼにおける注意事項
足つぼ前の注意事項
ケアは、自己責任のもと行なってください。足つぼをする前に、こちらを必ずご確認ください。
- 妊娠中、もしくは可能性がある場合はケアしないこと
- 食後は30分以上あけてからケアすること
- 感染症、発熱、風邪(っぽい)場合、重度の心臓病、腎臓病、糖尿病の場合はケアは禁止
- 生理中は出血が増えることがあるので、気になる方はしない
- 手術後6ヶ月以内はしない、もしくは医者の許可をもらうこと
- 高血圧の場合、血圧が上がる恐れがあるので、弱め、時間を短めにして調整する
- 不調を感じる日はしないこと
- ケアは自分以外にしない(プロの知識がないまま他人にすることは大変危険です。絶対にしないように)
以上のことを必ず守ってください。特に注意事項に触れることがなければ、毎日片足10分程度のケアを続けましょう。(時間帯に決まりはないので、継続しやすい時間に行ってください)
足つぼ中の注意事項
- 必ずマッサージ用クリームをつける(皮膚を保護する)
- お風呂の湯船の中で何もつけずに足つぼをしない(湯船の中は痛みが軽減されますが、何もつけないでケアすると皮膚が擦れて皮が剥ける恐れあり)
- 肩や腰に負担をかけないよう無理のない姿勢で行う(フロアに座る、イスに座る等やりやすいポジションを見つける)
- 手や指を痛めないように足つぼ用の棒を使う(木材でできたものが良い。プラスチックは皮膚を痛める恐れあり)
- 腱鞘炎になる場合があるので、手首に力をかけず体重を乗せるようにケアする(手首の角度に注意する、曲げすぎない)
- 同じ場所を5分以上、擦ったり刺激しない(その場所に対応する臓器の疲弊、皮膚が傷む、皮が剥ける等起こる場合があります)
- 片足30分程度で終える(長時間のケアはかえって体を疲れさせる場合がある)
- 痛すぎない強さでケアする(強すぎるとストレスに感じたり、翌日ケアした足裏の場所に痛みが出ることがある)
- 途中で気分が悪くなったり不調を起こしたら、すぐにケアをやめる
足つぼ後の注意事項
- 夜にケアした場合は、なるべくゆっくり過ごす
- 白湯を500mlゆっくり飲む(体がポカポカする温度で、チビチビ飲む。夜にケアした場合はトイレに行かなくてもいいくらいの量を飲んで起床後に500ml飲む)
- 手を痛めないように手のマッサージもすると良い(優しくもみもみする程度でオッケー)
ケア後の体の反応について
効果はすぐに現れるわけではない
体質等により、効果は人により様々です。すぐに何かしらの反応(子宮筋腫が小さくなるということではなく、目覚めが良いとか便通が良くなる、むくみがマシになったなど比較的軽い変化)が出る方もいれば、 1 か月しても効果が出にくい方もいます。
足つぼは、薬のような目に見える反応をすぐに期待するものではなく、継続・習慣化することで効果が現れる健康法です。継続というのは、1ヶ月に1回を数ヶ月というのは継続とは言わず、ほぼ毎日のケアを数ヶ月続けることを言います。(1ヶ月に数回程度のケアでは子宮筋腫は小さくなりません)
これまでに子宮筋腫が小さくなった方たちも皆さん、続けられたから小さくなりました。何年も抱えているお悩みをたった1ヶ月などで解消できるということは、普通はあり得ません。
様々な小さな変化を起こしながら、またその間、良くなったり悪くなったり、停滞したりという波がありながら、体は良くなっていきます。一直線に良くなることも普通はあり得ません。
体は少しずつしか変われません。それは、悪くなった時もそうであったように。
効果が出ることを急ぐのではなく(急ぐ人は改善していません)、ゆっくりご自分の体と向き合いながら、継続していきましょう。
好転反応が現れる場合がある
ケア後に体が重たく感じたり、熱っぽくなったり、弱っていた臓器があれば、そこに痛みが出たりといった症状が現れる「好転反応」が出る場合があります。特に、ケアに慣れていない方に多いです。
ほとんどの場合、翌日には消えますので 心配はいりませんが、もし続くようであれば、ケアが強すぎたか、同じ場所を刺激しすぎたということが考えられます。痛みがあるような場合はケアを一旦お休みしましょう。
また、ケア後すぐに現れる好転反応以外に、継続していく過程で起こる好転反応もあります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
安全にケアをすれば、あなたも子宮筋腫を小さくすることができます。必ず守って、継続してくださいね。