足ツボは痛いというイメージがありますが、残念ながら、やはり痛いです(笑)そして、痛い場所=悪い場所と捉えがちですが、これは≒(ニアリーイコール)。
“痛いからそこ悪い”となると、ほとんどの方が、足ツボをすればほぼ足全体が痛いので(特に初めての方)、体の全体が悪いということになりますよね。
日本初の婦人科サロン・ワンドマユでは、独自の足ツボで子宮筋腫などの婦人科系のお悩みを解消する体づくりをしていますが、足ツボをすると、「私、全部痛かったんですけど、全部悪いんですか?」と不安そうに施術後に話すお客様もいたので、これから足ツボを始めるあなたが今後不安にならないように解説しておきます。
目次
足ツボってなぜ痛いの?
なぜ痛いのか、それは神経が走っているから!
足ツボは、足裏を押したり揉んだりする健康法ですが、意味なくそうやっているのではなく、足裏の神経に刺激を与えているんです。
その神経は、体へと通じていて、神経反射によって、各臓器が活発に動き出すという仕組みが足ツボ。
足裏の神経に刺激を与えるため、何らかの感覚が芽生えます。それが、”痛い”という感覚。
タンスの端に小指をぶつけると猛烈に痛いという経験はほとんどの方がお持ちかと思いますが、それと同じで、刺激が加わると痛いのです。
逆にいうと、痛いのは神経が正常に走っている証拠なので、良いこと!痛みがなければ、麻痺していたり、何らかの疾患により感覚がなくなっているという可能性があるので、病院へ行かないといけません。(麻痺している状態で足ツボをしてはいけません)
足は特に痛く感じる場所
足裏には、臓器へ直接通じる神経(末梢神経)の束がたくさん詰まっていて、その束を反射区と呼びます。
反射区に対して刺激を加えて体調を整えるということで、反射区療法とも言われるのですが、反射区療法は手のひらや耳(耳つぼ)でもできます。
でも、足ほど痛みはありません。なぜか特別、足裏は痛みを感じやすい。
これは、手のひらや耳より、足裏は神経の数が多いということと、足は体の一番下に位置していて、重力によって他の場所より老廃物がたくさん溜まっているということ、そして、他の場所より血行が悪くなりやすい場所ということで、刺激を与えると痛みを感じやすくなっているのです。
老廃物が他より溜まるのだからこそ、他よりケアしないといけない場所でもありますね。
足ツボってなぜ痛い?に関するFAQ
足ツボはやる度、ずっと痛いのでしょうか?
足ツボは全ての人に効く、安全な健康法なので、全ての人にやっていただきたいのですが、どうしても痛いということで躊躇する方が多いです。
ただ、痛いのも最初だけです。足裏が刺激慣れすると痛みは軽減されます。
ちなみに、ワンドマユ式の足ツボは、足を彫刻するように施術するため、痛くはありますが、毎週受けていると慣れてくるので、お客様は寝ていますよ!
「この痛みで寝てるの?どんな人?!」(笑)と、初めて受ける方には言われるのですが、痛みは慣れます。それが人間の体ってもん!
足ツボ、昨日痛くなかったのに今日は痛い!なぜ?
足ツボの痛みに慣れても、体調によりいつもより痛く感じるということはあります。体は一定ではないので、波があるのが当たり前!
よくあるのが、「昨日、結構飲んだんですよ〜」「昨日、ブッフェに行っていっぱい食べちゃって…」という翌日!痛い人が多いです。
そういう日の翌日は、足がむくんでいたり、冷えているので、痛く感じやすいんです。
飲んだ食べたではなく、ケアをサボっていたという場合も、むくんで冷えてしまっていることが多いので、痛いです。
むくみ、冷え、この2つがあると、痛く感じやすいので、セルフケアをして痛いな〜という場合は、軽いマッサージをしてから(滞りを流してから)足ツボをするとか、足湯やお風呂上がりに足ツボをするというように工夫してみましょう!
毎日足ツボやってるのにサロンで受けると痛い!なぜ?
毎日足ツボのセルフケアをやっていても、いざ施術を受けると「痛いー!毎日ケアやってるのに!!」ということがあります。
セルフケアは加減してしまうので、どうしても弱くなるんですね。
自分で強くやっていると思っても、「これ以上すると痛いし…」と無意識に体は反応しているので弱めてしまっています。
でも、サロンの施術となると「これ以上すると痛いし…」という壁がなくなるので、素直に強い刺激が加わります。だから、いつもやっているセルフケアより痛く感じるんですね。
痛すぎるのは体には逆効果なので、セラピストに緩めてもらいましょう。
痛い≒悪いでもないならどこをケア?足ツボのコツ
足の状態が悪いところを重点的に
痛い場所≒悪い場所ということは、どこを重点的にすればいいの?ということですよね。
それは、あなたの足に聞いてください。足が「ここケアしてね!」って叫んでいます。
その叫びは、大きくなったり、冷たくしたり、角質を作ったり、色を悪くしたりして表現されています。
足の何気ない”状態”、それ、ただの足の状態と思っていてはいけませんよ。
親指の横に角質ができるのも、足裏が白く冷たいのも、かかとが大きく膨らんでいるのも、全て”体からの叫び”です。
足裏には臓器に通じる神経の束があります。その区画を反射区といい、反射区が自分の管轄の臓器の不調を見つけたら、”状態”を変えてお知らせしてくれるんです。
例えば、かかとは生殖腺と言って子宮や卵巣に関わる大事な場所ですが、そこが大きくなっているということは、「生殖腺(やそれに関わる臓器たち)が不調だよ〜!」とお知らせしてくれているということ。
腸の反射区を刺激してみてゴリゴリという感触があったり硬くなっているのなら、「便が溜まっているよ〜!」「腸が汚れているよ〜!アレルギーに気をつけてね〜!」という感じ。
一つ覚えていて欲しいのは、足は、”今すでに持っている不調”と”これから起こるかもしれない不調”を知らせてくれているところ。
今は腸の状態が良くても、腸の反射区がゴリゴリする時があります。それは、「実はずーっと酷使されててさ、そろそろ不調になっちゃうかもしれないんだよ」って警告してくれているっていうことなんです。
だから、足のお知らせを素直に聞いて、ケアしてあげましょう。
痛い場所ではなく、体からの叫びである”状態が悪いと感じる場所”をケアしてあげてくださいね、というのがどこを重点的にケアするのかという答えです。
痛い場所も悪い場合がある
最後に、痛い場所≒悪い場所とお伝えしてきましたが、ニアリーなわけなんですね。つまり、痛い場所は悪い場所でもあり得る。
そうなんです、実は、痛い場所もやっぱり悪いってことがあります。
悪い場所には老廃物がたくさん溜まっている傾向があるので、そういう場所は刺激すると痛いんです。
”どこも痛いけど、ここは老廃物のゴリゴリという感触もあるからきっと悪い場所なんだ”と、「痛み+状態」で判断してください。
例えば、親指が痛いという場合ですが(そもそも指には末梢神経が詰まりまくっているので痛い)、親指を見て、そこに角質があったり、色が悪かったり、冷えているという”悪い状態”があるのなら、重点的にケアするポイントだよっていうことです。
足は状態を変えて、あなたの体の状態を教えてくれています。
足の状態=体の状態です。
ということは、体の状態(子宮筋腫や生理痛、不妊症などなど)を変えたいのなら、足の状態を変えればいいだけ。
とっても単純。無駄がない。ただ直球な考えだからこそ効くのが、日本で初めて子宮筋腫に特化した足 ツボを始めたワンドマユ式の彫刻する足ツボ「iTubo」なのです。