子宮筋腫で貧血にお困りの方は非常に多いです。
婦人科で処方された鉄剤を飲んでいるけど数値が良くならない方も多く、食事で補おうとしている方も多いのですが、残念ながら、ほとんどの方がそのやり方を間違っていて、改善しないループに陥っています。
貧血を改善するには、食事はどのように気をつけたらいいのか、何を食べるのがいいのか、正しいことを知って、毎日パワフルに動ける自分を取り戻しましょう!
目次
子宮筋腫があり鉄剤が効かない人の貧血の原因
貧血を改善したいなら、その原因を知らないといけません。
ほとんどの人は、栄養不足でもっと食べないと!と思っているでしょう。
その通り!いや、栄養不足なのは大正解です!
ですが、そこでたくさん食べてしまうと改善しないループに陥るんです。なぜかって?
栄養不足になっているのは、食事内容とその食べ方が良くないからなんです。
「栄養不足=たくさん食べる、お肉を食べる」という方程式ができあがっている人がほとんどですが、それが間違い!
やっていただきたいのは、「少食、お肉は控えめに」です。なぜなら、本当に起こっているのは「栄養不足=胃が弱っている、消化吸収できない、だから血液が作られず貧血になる」という方程式だからです。
その証拠に、あなたの足裏は普段、黄色っぽくないですか?
実は、足裏が黄色っぽい人は、胃が弱くなっていて貧血という方が多いんです。
そういう方は、子宮筋腫があり鉄剤が効かない貧血をお持ちの方!
これまでにのべ1万人以上サポートしてきた日本初の婦人科サロン・ワンドマユだからこそ持ち合わせているデータです。
あなたはどうでしょう?
足裏を見るときは、圧をかけたり揉んだりしないでくださいね。色が変わってしまうので!
それと、まじまじ見てしまうと何色なのか分からなくなるので、パッと見た印象をあなたの足裏の色としてください。
足裏を見るときは、土踏まず以外の場所、特に親指を中心に判断してみましょう。もし黄っぽかったらこのまま読み進めてくださいね。
子宮筋腫と鉄剤が効かない貧血の原因は胃と脾の不調
色で体調を診るのは東洋医学です。足裏は、あなたの体の状態を表していて体調により色が変わります。黄色っぽいのであれば、胃と脾の不調(弱っている)があるかもしれません。
胃の不調・東洋医学的な考え
胃は、食べ物を受け入れて、それを消化します。
消化という活動がされて初めて栄養に変わり、全身に行き届けることができるわけですが、胃が不調だと消化が十分にされないため、栄養に変わるものがなく、全身に行き届けることもできない。だから、全身の不調が起こります。
その一つが貧血です。胃が不調で(弱っていて)、十分に消化できないから栄養を作れない状態になっているのです。
多くの方が、栄養をつけようとたくさん食べたり、お肉を食べたりしています。消化されるのであれば、栄養になって血液になりますが、胃が弱っているのであれば、たくさん食べると逆に胃には負担です。お肉も同じく。
貧血に良いと思っていることをやっているけど、実は弱っている胃を酷使しているだけになっているので、貧血が改善されないのです。
この状態では鉄剤も効きにくいのは当然です。
脾の不調・東洋医学的な考え
脾というのは現代医学では聞かない言葉ですが、胃とは陰陽の関係にあります。
陰陽とは、陰があるから陽があるという具合に、どちらかが存在していて初めてどちらかが存在する。片方だけで存在はし得ない。存在だけでなく、お互いの調子はお互いに影響し合う。
そういう仲が胃と脾。胃が弱っているということは、脾も弱っている可能性が高いです。
脾というのは、胃で消化されたあとにできた栄養と氣(エネルギー)を全身に運んでくれる役目があります。
脾が弱っていると、全身に運ぶ力も弱まってしまうので、気力が減ったり、なんとなくだるい、しんどい、食後に眠気を感じやすいという症状にもなりやすく、栄養が行き渡らないので筋肉もつきにくくなります。
また、氣(エネルギー)も巡りにくくなるので、脾が弱っている方は体が冷えている方が多いです。
氣(エネルギー)が巡りにくくなると、内臓をあるべき位置に維持する力も少なくなり、下に垂れ下がるという状態を引き起こし、胃下垂になっている方も多いです。
胃下垂の特徴は、食べても太らない。まさに、この胃と脾の不調を表している症状ですよね。
そして、維持する力といえば、血管が血液を維持する力も弱ってしまうので、身に覚えのないアザができていることが多かったり、月経過多を起こしやすかったりします。
子宮筋腫と鉄剤が効かない貧血を改善する方法
栄養を摂ろうとせず栄養を作れるようにする食事を
子宮筋腫や貧血で婦人科に頼りっぱなしにはなりたくないのなら、正しい食事を心がけましょう。
胃が弱っているなら、栄養を摂ろうとするのではなく、栄養を作れるようにしてあげることが大事です。
そのためには、胃を労わってあげること!
食事で気をつけることは、食べ過ぎないこと。できれば腹8分の少食が良いですが、今貧血でお悩みであれば、極度な少食は余計に貧血を加速させる場合もあるので、まずは満腹まで食べないことを意識しましょう。
そして、よく噛むこと!噛むことは胃を労る大きな役目になります。口の中で食べ物が粥状になるまでしっかりよく噛みましょう。
主食は玄米ではなく消化によい分づき米を
子宮筋腫を小さくしようと玄米を食べている方も多いのですが、胃が弱っている場合は玄米を消化できず、逆に胃に負担をかけることにつながる恐れがあるので、玄米の表皮を削って食べやすくした分づき米がおすすめです。
ちなみに、消化に良い米となると実際には白米ではありますが、白米にするとまた別の意味で栄養が足りなくなるのでおすすめはしません。
砂糖入りのおやつ厳禁!甘いものは穀物に頼る
甘味は胃や脾を滋養してくれるのですが、人工的な甘味は逆効果。特に白砂糖は危険です。
滋養するのは穀物の自然な甘味!玄米や芋、栗などをおやつにすることで、適度な糖分も摂れて、胃や脾も労わってあげることができますよ。
猫背とクヨクヨする生活習慣は胃を弱らせる
猫背や腰が曲がっていると、消化器官を圧迫するので胃や脾にはよくないです。食べる時、姿勢を正した方が食べやすいですよね?姿勢は消化に大きく関わっていることがわかると思います。
猫背の人は食べる時だけでなく、常に背筋をシュッと伸ばして消化器官を圧迫させないようにしましょう。
また猫背になってくよくよ悩んだり、思いふけったりする人も足裏が黄色い人には多いのですが、そういう感情も胃や脾を弱らせるもとになるので注意が必要です。
上を向いて明るい気持ちで過ごす工夫をしましょう。
貧血を改善して鉄剤を早くやめたい人はセルフケアを
足裏が黄色っぽいと、胃や脾が弱いということがわかりました。これは、足裏の状態が体の状態を表しているということです。
ということは足裏の状態(色)を変えることができれば、体の状態も変わるということ!
だったら、それができるケアをやってみませんか?ケアをして足裏を正常なピンク色(赤ちゃんのような)に戻すことができれば、胃や脾の不調を改善することができますよ。
それができるのが、ワンドマユ式の足ツボです。日課としてセルフケアすることで、足の状態がみるみる変わる不思議な足ツボです。
子宮筋腫と鉄剤が効かない貧血を改善する足ツボ法
足ツボをする前にお読みください
セルフケアをする前に、こちらを必ずご確認ください。
・妊娠中、もしくは可能性がある場合はケアしないこと
・食後は30分以上あけてからケアすること
・感染症、発熱、風邪(っぽい)場合、重度の心臓病、腎臓病、糖尿病の場合はケアは禁止
・生理中は出血が増えることがあるので、気になる方はしない
・手術後6ヶ月以内はしない、もしくは医者の許可が出ればOK
・高血圧の場合、血圧が上がる恐れがあるので、弱め、時間を短めにして調整する
・不調を感じる日はしないこと
足ツボのセルフケアは、自己責任のもと、行ってください。無理をしないでくださいね。守っていただければ、安全でカンタンなケアですからね!よろしくお願いします。
子宮筋腫と貧血を改善する足ツボの前の準備
足ツボをするときは、効果を高める基本の反射区(腎臓・輸尿管・膀胱)からケアして、その後特定の反射区ケアを。
この3つの場所は、ケアの最初と最後に行います。
腎臓の場所(反射区)は、上から下へ、そら豆大くらいの大きさの面を彫刻します。
輸尿管は、腎臓から出て、カタカナの”ノ”の字に降りていきます。
膀胱は、輸尿管を降りてきたかかとの斜め上。10円玉くらいの大きさの面を彫刻します。
胃と脾の調子を良くして貧血を改善する足ツボケア
脾臓の反射区をケアしましょう。左足のみあります。
胃の反射区も念入りに!こちらは、両足の土踏まずの上部。痛いので気をつけて!
ケアするとき、反射区を”彫刻するように”ケアすると効果が倍以上に上がります。それがワンドマユ式足ツボ「iTubo」です。以下の記事を参考にしてくださいね。