最近、瞑想やマインドフルネスが話題になっています。
その理由は、大手企業の研修でも取り入れられるほど、瞑想の効果に期待が高まっているからです。
瞑想は、元々宗教者が悟りを開くための修行の一環として行われていました。
一方、現代話題になっている瞑想は、こころを整える手段として行われています。
例えば、心身を整え、人生やビジネスでの成功を掴むための自己研鑽の手段やスピリチュアルな観点から本来の自分に気づくために瞑想が重宝されているのです。
ですが瞑想は、一般的にはそれほど浸透していないのが現状ではないでしょうか。
瞑想は、一部の人が実践する特別なものと感じる方も多いのかと思います。
しかし、瞑想とは万人のためのものであり、心身ともの健康促進法として私たちの日常に取り入れる価値があるものなのです。
なぜ瞑想は健康に効果的なのか?
私たちが生きている現代社会は、情報に溢れています。
家の外に出ると、街に溢れる宣伝や広告、街を行き交う大勢の人など無条件に様々な情報が五感から入ってきます。
しかし、これらの多くの情報は、私たちの生命活動にとって必要ではありません。
ですが、五感から入った不要な情報を処理するために、脳は絶えず働いているのです。
「寝ても疲れがとれない」、「集中できない」といったことはありませんか?
このように脳がフル稼働している時間が多くなると、脳疲労が溜まっていきます。
脳は、身体のエネルギーの20%を消費する主要な身体器官なのです。
特別何もしていなくても起きている間はずっと動いています。
情報に溢れる現代では、心身を休めることと同じように、脳にも休息が必要になります。
そのために、頭を絶えず巡る思考をストップし、意識的に脳を休ませることが大切です。
そのために、瞑想を日々の生活に取り入れ、脳に休息を与える時間が大切になります。
瞑想のメリット・5点
深い瞑想状態は、「変性意識状態」と呼ばれ、宇宙の波動と調和し、宇宙と一体の状態になります。
この変性意識状態は、ストレスや雑念から解放され、心身が穏やかな状態です。
変性意識状態を体感することで、外部からの刺激に左右されない精神性が築かれます。
瞑想を始めた頃から、深い瞑想状態を習得するのは難しいですが、毎日継続して行うことで、瞑想に集中できるようになります。
ポイントは、できる限り毎日瞑想を行い、日々継続することです。
スポーツ選手が、日々練習を行うように、瞑想も毎日練習を重ねることで深い瞑想状態に入ることができます。
一日一分でもいいので、ゆっくりと目を閉じ、瞑想をしてみましょう。
きっと心が落ち着くようになります。
【瞑想のメリット】
① どこでも、いつでもできる
場所や時間を問わず、特別な器具や設備は必要ないので、いつでも実践できます。
② 集中力アップ
瞑想を日常的に行うことで、雑念に惑わされにくくなります。
その分、脳が休める時間も増えるので、結果的に必要なことに集中しやすくなるのです。
③ ストレス耐性アップ
瞑想をすることで、ストレスホルモンである「コルチゾール」が減少することが多くの研究で解明されています。
瞑想は、ストレスの多い現代社会の解毒剤にもなるのです。
まずは、深く息を吸って呼吸をしてみることから始めましょう。
④ 幸福感アップ
瞑想の効果は、ストレスホルモンの「コルチゾール」を減少させるだけでなく、幸せホルモンの「セロトニン」の分泌が活発になります。
瞑想をすることで、心身が穏やかになり、こころが調和した状態になるのです。
呼吸を整えることで、幸福感も上がり、心身が整う瞑想をせずにはいられません。
⑤ 自分自身の内面と向き合うことができる
瞑想の実践は、自分自身の精神性と向き合う機会になり、俯瞰的な視点から自分を見る力を養うことができます。
自分の内面と向き合うことで、こころの奥深くに隠れていた本当の自分に気づき、自己理解にも役立つのです。
自分の真の価値観に気づくことで、周りに左右されない強い精神性を創造し、自分の人生をクリエイトしていきましょう。
瞑想を日常に取り入れる
現代に生きる私たちは、自然のリズムからかけ離れた生活を送り、慢性的な精神疾患が急増しています。
瞑想は、小宇宙である人間と宇宙の波長の繋がりを結び、宇宙の波動と一体にし、心身の調和を生み出す手段なのです。
いくら自然から離れた生活をしていても、私たちは宇宙、そして地球に生きています。
瞑想をすることで、宇宙との繋がりを感じ、心身が調和した生活を送りませんか?