昔、足ツボを全く知らない時に、セラピストから「胃が疲れていますね〜。膵臓も悪いかもしれませんよ」などと言われたことがあるのですが、「怪しい!!」の一言…。
「何で足を見て、胃が疲れているとか、膵臓が悪いなんてわかるのよ!!そんなこと言って通い続けてもらおうとか、ツボ売りつけようとかしてんだろ!」って思ってました 笑
足ツボのことを知らないと、足裏を見て不調を根掘り葉掘り言われるだけで不快感が残ります。
あなたもそうならないように、不安にさせられツボを買ってしまわないように…、足ツボの本当のことを知っておきましょう。
目次
足ツボは痛い=悪いではない
痛いですね〜、疲れてますね〜はウソ
痛いところが悪いと捉えがちで、ネットを見てても、どこのサロンに言ってもそう言われるのですが、痛いところが悪いわけではありません。
痛いのは神経を刺激するから痛いのであって、悪いから痛いわけではないのです。
でも足裏は、他の場所より遥かに痛いですよね。それは、体の神経の2/3が足に詰まっているからです。それだけ詰まってりゃ、他の場所より敏感で痛いのは当たり前。
痛くない方が危険
神経の刺激をするのが足ツボ。神経にギューっと刺激が加われば痛みが伴うのは当然のこと。
人間の体は神経が走っているから動くし、感じることができます。どこもかしこも神経が走っています。だから、触れば何らかの感触があります。
健康な人で足ツボをして、全く痛くないのであれば、神経が通っていない可能性があるので、その方が危険です。
ただし、足ツボに慣れてくると、痛みは軽減されます。
(病気が原因で麻痺している方など、刺激を感じない方もいらっしゃいます。また痛みの感じ方は体質により異なるので、健康な人でも痛く感じにくい方もいます)
痛くしようとする足ツボはダメ
足ツボといえば、テレビでは罰ゲームとして扱われることもあり、悪いイメージがついて残念なのですが、ああいうことがあるから、”痛くするのが足ツボ”と思っている方が多いのは事実。
スクールで教えていても、痛くしようとする人が多く、練習相手が痛がっていると喜ぶ人が多いです 笑
痛そうでなければ、「もっと強くしようか?」と痛みが出るまでがんばる人も…。
足ツボは、痛くするのが目的ではありません。神経を刺激するから痛いのであって、痛くするから痛いのではないのです。
足ツボの本当の目的とは?
痛くするのが目的ではないのなら、足 ツボって何を目的としてやっているのでしょう?それがわかれば、なぜ足ツボが子宮筋腫を小さくすることにつながるのかが理解でき、どこのサロンに言ってもツボを売られるようなことはありません。
まず知っておく足裏にある反射区という存在
足には反射区と呼ばれる体の地図帳があります。どのような地図かというと、このように両足を前に出して座ります。
座った時のあなたの頭から骨盤までの臓器の配置が、そっくりそのまま足裏に投影されているということです。
頭は指に投影されていて、骨盤はかかとに投影されています。
このように場所が投影されているのが、足ツボ(反射区)なのです。
反射区は体の不調のサインを出す場所
反射区はただ存在しているのではなく、その”状態”を変えて、私たちに体の中の状態を教えてくれます。
例えば、かかとは、カサカサしたり大きくなったりと状態を密かに変えています。それは、骨盤(内にある子宮や卵巣も)の状態が良くないかも〜というサインなんです。
女性の場合、指の下の部分(下写真参照)に角質がある人が多いのですが、ここは肩や肺の反射区で、角質があると、肩こりがあったり、花粉症などのアレルギーに悩まされたりします。
このように、反射区は状態を変えて、私たちに体の状態を教えてくれる場所なのです。
足ツボは足の状態を変えるのが目的
足の状態が体の状態を教えてくれているということなので、足の状態=体の状態ということなんです。
だから、体の状態を変えたければ(子宮筋腫や生理痛など)足の状態を変えればいいということなんです!
日本初の婦人科のお悩みを足ツボで改善するサロン「ワンドマユ」では、リラクゼーションではなく、子宮筋腫や生理痛などの改善を目指しているので、体の状態を変えることをやっていました。
なので、足ツボも当然、”足の状態を変える”という特殊な手技を行なっていたのです。
それが、”彫刻する”ということ。
以下の記事を参考に、あなたもぜひやってみてくださいね。