ファスティングについて入門編と基礎編があるので、その後にこちらを読んでくださいね。
こちらでは、初めての方に一番やりやすい、半日ファスティング(朝食抜き)の実践を解説します。
目次
半日ファスティングとは
半日ファスティングは朝食のみファスティングを行う方法で、最も気軽に始められるものです。
朝食をファスティングメニューにすると、前日の夜から当日の昼までの間の半日、断食をすることになります。
この方法は生活の中に無理なく組み込みやすいので、ファスティングが初めての方にもおすすめです。
ただし1回で効果を感じるようなものではなく、最低でも1週間〜3週間程度継続することにより体重や体調に変化があらわれます。習慣にするつもりで取り組むとよいでしょう。
ファスティングの注意事項
こういう場合は医師に相談
以下に当てはまる場合は、医師に相談してください。
- 心筋梗塞や脳梗塞などの循環器系の疾患を経験したことのある人
- 悪性腫瘍や難病
- 肝硬変や活動性の肝炎など
- 肺や腎臓の機能不全
- やせ型の糖尿病
- 精神病
- 妊娠中
- 生理中(PMSなどの症状が重い人)
- 現在、何らかの薬を服用している人
- 極度に痩せている人
その他にも健康に不安のある場合には、自己判断をせず必ず医師等に相談をしてから実践にうつりましょう。
子宮筋腫で月経過多でお悩みの場合も注意してください。
ファスティング中、口にしていもの
ファスティング期間中、口にできるのは、ファスティングドリンクや酵素食品、水や白湯です。
この水分は、常温の水や白湯、ノンカフェインのハーブティー、フレッシュな果物やハーブでつくるデトックスウォーターなどがあります。(一番おすすめは白湯)
水分はしっかり摂るようにしましょう。
ファスティング中、口にしてはいけないもの
酵素食品以外の固形物、コーヒーや紅茶などカフェインが含まれるものや、
牛乳やヨーグルトなどの乳製品、市販のジュース、砂糖、その他の固形物は期間中は一切摂らないようにします。
ファスティング中、やってはいけないこと
ファスティング中は、激しい運度や長時間のハードワークを避け、リラックスして過ごすようにしましょう。
適度な運動で体を動かしながら、睡眠もしっかり摂るようにします。
ファスティングが終わった後も大事
ファスティング中の過ごし方ももちろん大切ですが、それと同じくらい大切なのがファスティング終了後の復食期間です。
いきなり普通の食事に戻すのではなく、ファスティングした期間と同期間、消化器官のためにも負担がかからない復食をとるようにします。
ファスティングドリンクについて
ファスティングドリンクを用いる場合は、コールドプレスジュース(低速ジューサーで手作りしたフレッシュジュース)、ファスティング用の酵素ドリンク、手作りの酵素ジュース、甘酒、スムージなど様々な種類があるので、お好きなものを選びましょう。
酵素ドリンクは、砂糖(甘味)が入っていないものを使用してください。
ワンドマユで使用している酵素食品はLINEで紹介しています。
ドリンクの中でおすすめは、コールドプレスジュースや低速ジューサーで手作りしたフレッシュジュース。ジュースクレンズとも呼ばれ、多量の野菜、果物のみを使用し、消化器官の負担を最小限にしてしっかりと栄養を取りながらデトックスできるという方法です。
ワンドマユでは、ジュースなどではなく、酵素食品を摂取して白湯や専用の体を温めるお茶を利用して行っています。
お好きな方法を見つけてみましょう。
半日ファスティングのやり方
ファスティング前の食事・準備期
半日ファスティングの効果をよりアップさせるために、本番3日前からは、消化に良い食事をします。(この3日だけでなく、基本的に日々の食事が大事!)
具体的には、下記の食品は摂取しないようにしましょう。
- 肉や魚
- 乳製品
- インスタント食品
- 揚げ物
- 遺伝子組み換え食品
- 白砂糖
- 化学調味料を使ったもの
- 豆乳、ソーダなどの清流飲料水や市販の加熱処理されたジュース
- お菓子
- ジャンクフード
- コーヒーなどのカフェイン飲料
食品だけでなく、食べ方も大事で、よく噛んで少食を心がけてくださいね。
また、水分も意識していつもよりやや多めに摂りましょう。(体調により飲めない人は無理に増やさない)
ファスティング当日
いよいよ当日!前日までに準備はバッチリなので、朝すでにスッキリしているかもしれませんね。
まず起きたら、水分(できれば白湯、難しい場合は常温の水)をコップ1杯飲みましょう。
その後お昼までは、できるだけゆったり過ごしましょう。仕事の場合などは、無理せず、可能な限りハードワークにならないようにしてくださいね。
お昼までにフラフラしたり気分が悪くなったり、頭痛がする場合は、無理せず食べるようにしましょう。
食べると言っても、急にパンを食べたりするのではなく、おにぎり(玄米か分づき米)や味噌汁、生野菜やフルーツ(季節のもの)がおすすめではありますが、ない場合は、とにかく体調が悪化することを防ぐために何か口に入れましょう。
ここで大事なのは、血糖値を急上昇させないこと。甘いものを食べると血糖値が上がり、余計に食べ物を欲するだけでなく、イライラしたり、気分が低迷したりと不安定になりやすくなります。
ホルモンバランスにも良くないので気をつけてください。フルーツは血糖値を上げにくいので食べてもオッケーですが、食べすぎないように。
ファスティング後の復食期
朝食べず昼まで過ごせば、慣れていない人や初めての人はお腹がとっても空いているはず!
でも、準備がきちんとできていた人は、頭脳明晰で集中力が増し、早速効果を感じているかもしれません。
さて、このファスティング後の食事は復食と言いますが、これは準備と同じくらい、もしくはそれ以上に大事です。
というのも、ファスティング前は食事量を減らすだけですが、ファスティング後は、お腹が空いているのに、たくさん食べられない、食べたいものを食べられない…、という精神的にやや辛い状態だから。
しかし、ファスティング後に満腹食べてしまったり、肉料理を食べてしまっては、せっかくのファスティングを台無しにするどころか、胃の不調を起こすことがありますので、絶対にしてはいけませんよ!
復食期間は、基本的にはファスティング期間と同じ日数なので、半日ファスティングの場合は半日。
ということは、半日ファスティングをした日の昼と夜ということになります。
復食で食べてもいいのは、消化に優しい食べ物。昼食に関しては、生野菜や果物を中心とした食事がベストですが、消化に優しい具が少量入った味噌汁やお粥でもいいですね。
夕食も同じように、消化に優しい具が少量入った味噌汁やお粥などがいいです。昼も夜も、よく噛んで食べましょう。
ファスティング翌日
翌日の朝も軽めの方がいいです。できれば、前日の夕食と同じこと内容か、味噌汁の具を増やしてもいいでしょう。
昼食からは普通の食事にしていただいて結構ですが、動物性食品はもう少し待っていただいた方が体(胃)には優しいですね。できれば、次の日まで待ってみましょう。
また、コーヒーや乳製品、インスタントなども控える方が効果は高まります。
ファスティングはやり方を間違わなければ、体を変えていく上で最も効果の高い健康法です。
シン・ヘルスケアLINEアプリでは、みんなで月1回、1日ファスティングを行っています。
あなたも、体調が良い日にぜひ実践してみてくださいね。