現代は、婦人科系の不調が増えていたり、若年化していることから、弊社でも若い世代の方の相談もよく受けます。
でもやっぱり本格的に健康について動き出そうとするのは、弊社の傾向で見ると30代後半くらいから。
40代に入ると、もっと動きが活発になり、弊社のシン・ヘルスケアLINEアプリを使われる方や個別サポートを受けるようになる方が多くなります。
では、50〜70代女性は健康について、どういったことをしているのでしょうか?
健康のためにやっていること、それは運動
中高年女性向けの人気雑誌『ハルメク』が実施した調査でわかったのは、50〜70代女性が1年間で健康のために使ったお金は128,829円!
その金額のうち3割が運動サービスに消費されています。
- 1位:運動サービス(フィットネスジムなど)…35,567円(金額構成比27.6%)
- 2位:医薬品…22,876円(17.8%)
- 3位:サプリメント…19,767円(15.3%)
- 4位:マッサージ、整体…17,457円(13.6%)
- 5位:健康食品…12,062円(9.4%)
- 6位:運動グッズ、健康器具…5,381円(4.2%)
- 7位:睡眠・入浴グッズ、サービス…5,080円(3.9%)
- その他…10,639円(8.3%)
やはり、運動は欠かせないですね。
運動不足という声をよく聞くのですが、実際にはたくさんの方が気にかけて実際にされているようで、これはうれしい結果。
50〜70代女性が運動をする理由は?
多くの方が、「長生きはしたくないが、健康寿命は延ばしたい」という思いで運動をしているとのこと。
日本は長寿国と言われていますが、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)はというと、2019年の調査では男性72.68歳、女性75.38歳。
実際の平均寿命は、男性81.41歳、女性87.45歳とのことで、健康寿命とはそれぞれ約9年、約12年の差があります。(厚生労働省)
ということは、それだけの年数は寝たきりになったり、介護を必要としたり、不調に悩まされたりという可能性があるのです。
これについては認識している方が多く、だからこそ、実際に運動をしようと動き出せるのでしょうね。
今はまだその差の数年の話は想像の中なので危機感を感じにくいですが、実際に自分で動けなくなってしまったとき、誰しも後悔すると思います。
健康を守れるのも自分の人生を最後までどう生きるかも、決められるのは自分自身!
動けるうちに、未来の自分のために何かを始めないといけないですね。
50〜70代女性が目指す未来の状態とは
健康とは何か、と尋ねられたとき、あなたならどう答えますか?
50〜70代女性が思う健康とは、「自分のことを自分でできる状態であること」。
具体的には、
- 自分の足で歩き、頭で考え、自分の歯で食べる
- 体の不調を気にせず億劫がらずに、自分で普通に一通りのことができること
- いくつになってもお話がちゃんとできて、億劫がらず物事をこなし、自分で歩ける体を持つ
- 人に頼らず、日常生活が維持できる、歩ける、なんでも食べられる、病院のお世話にならない
- 朝スッキリ目覚め、やるべきことをキチンとこなし、面倒がらずに食事を作り、それを美味しく頂く。そして夜にぐっすり寝られること
- 他人に頼らず、一人で生活できる事
という状態が、それぞれの健康の定義。これら、当たり前のようですが、失うとどれだけ”有り難いこと”かと思いますよね。
今からその気持ちとともに、体づくりをやっておかないといけませんね!
50〜70代女性が運動とともに満たしたいこと
未来の健康のために今運動をしている、ということが明らかになりましたが、実はまた別の側面で運動を続けているということがわかりました。
それは、他者とのコミュニケーション!
- 筋力をつけ、体脂肪を減らす。好きな時に行けるし、行けばコーチや顔見知りの方と話したりもできるから
- カーブスを利用している。30分で終わり友達と話せるから
- 居場所がある
- 大人の社交場
- おしゃべりによる情報交換
- 自宅から通いやすい場所にある。スタジオレッスンで身体の使い方を毎回得られることが新鮮。知り合いが多くなりお互いに励ましあえる
- 同じ年代の人とのコミュニケーションをとる
- 先生から毎週貴重なお話がきけるので
これは大きな発見ですね。確かに、運動しにいくといいながら、あの人と会える、しゃべられるのが楽しみという気持ちもありますね。
こういったコミュニケーションにより、若さを保つことができるということもあります。とても大事な部分ですね!
健康とは、運動すればいい、食事に気をつけていればいいということだけでなく、やはり人間ですから他者とのつながりは外せない。
一人では生きていけないのだから。
人間であることの本質ですね。