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サステナブルの歴史

今でこそ当たり前のように使われるようになった「サステナブル」という言葉ですが、この言葉はどこから来ているのでしょうか。

今回は「サステナブルの歴史」として、「サステナブル」という言葉の歩みについてみていきましょう。

サステナブルという言葉はそれほど古いものではない

「サステナブル」という言葉の概念の歴史は、それほど古いものではありません。これは、1987年の「環境と開発に関する世界委員会」のなかで取り上げられた言葉だからです。つまり、まだ35年程度の歴史しか持っていない言葉だといえます。

この概念は、「地球環境か、人間の暮らしやすさか」という考え方を否定するものでした。「地球環境」と「人間の暮らしやすさ」を対立構造で考えるのではなく、「地球環境と人間の暮らしやすさを両立しよう、両立できる」と考えたのです。ちなみに現在もSDGsに取り組む企業は数多くあり、そのなかでそれぞれの企業が「ちょっとだけ無理をする」ことはあります。しかし企業の根幹自体がゆらいだり、株主が大きな損をこうむったりするような取り組みは、「良いもの」とはとらえられません。これは「持続可能な」サステナブルの概念と、また相反するものだからです。

この1987年につくり上げられた「サステナブルの概念」は、それ以降も、サステナブルやSDGsを考えるうえでの基本理念となっています。

それ以降も、サステナブルに注目したさまざまな会議が行われる

1987年に行われた会議のなかで生み出された「サステナブルの概念」は、それ以降も、幾度かの会議を経て、より体系立ったものに変化していきます。また、時代や現状に即したものにと変化もしていきました。

たとえば、私たちが現在当たり前に使っているSDGsの前には、「MDGs」という概念がありました。これは「ミレニアム開発目標”Millennium Development Goals”」のことです。

これは8つの目標「貧困と飢餓をなくす」「ジェンダー平等」「環境の持続可能性を維持する」など)を掲げたものであって、「2015年までにこれを達成させよう」としたものでもあります。

このMDGsは、ある程度の成果を上げることができたものでした。またMDSsはその後、「2020アジェンダ=SDGs”Sustainable Development Goals”」に引き継がれることになります。

現在では「MDGs」という言葉はあまり聞かれなくなりましたが、その後を引き継いだSDGsは多くの人に浸透しています。

なお、MDGsがSDGsになるまでの間にも、数多くの会議が開かれています。毎年市場を拡大しているESG投資(環境などに配慮した企業を選んで行う投資)の概念は2006年に誕生していますし、2012年にも国連会議が行われています。

世界中で注目すべきものとなったサステナブルの概念は、これから先も多くの人々に受け継がれていくでしょう。

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