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  1. グルテンフリー・オーガニック

オーガニック食品のデメリット

体に良いイメージがあるうえ、SDGsを考えていくうえでも非常に重要な「オーガニック食品」ですが、これもまた、メリットとデメリットの両方を持つものです。

オーガニック食品の良い点をしっかり見ることは重要ですが、同時にデメリットのことも知らなければなりません。メリットとデメリットの両方を知ることで、「自分の生活にオーガニック食品は必要か」「必要だとしたら、どれくらい取り入れるべきか」が見えてくるからです。

ここではあえて、「オーガニック食品のデメリット」に注目します。

オーガニック食品のデメリットその1~値段が高い

オーガニック食品を買おうとしたことのある人は、一度はその「値段の高さ」に驚くことになるでしょう。

オーガニック食品は、基本的にはオーガニック食品ではないものよりも高い値段がつけられています。なぜなら、オーガニック食品は非常に手間がかかるものだからです。

オーガニック食品の場合、そうではない食品に比べて農薬の使用に制限があります。そのようななかでおいしくて栄養価の高いオーガニック食品を作っていこうとするのであれば、手間と時間と人員を割いた害虫対策が必須となります。また、オーガニック食品の名称を得るための手続きにもお金がかかります。

オーガニック食品を作る農家も、オーガニック食品によって利益を得なければなりません。そうでなければ、持続可能なオーガニック食品の供給は成り立たないからです。

上記で述べた、オーガニック食品ならではの人件費の高さと手続きのためのお金、そして農家の利益を計算してオーガニック食品の値段が決定されるため、オーガニック食品は必然的に値段が高くなるのです。

流通量が少なく、選択肢が狭い

もうひとつの問題は、「オーガニック食品は流通量が少ない」ということです。

今でこそオーガニック食品はスーパーなどでも売られるようになっていますが、その売り場面積は決して大きくはありません。なぜなら、オーガニック食品はそもそも収穫量が少ないからです。一説には、オーガニック食品を育てている農地は日本全体の農地面積の0.4パーセントに過ぎないともいわれています。また、上記でも挙げたようにオーガニック食品は「値段の高さ」が問題であるため、そもそも手に取るユーザーが少なく、スーパーなども売り場面積を拡大しにくいという問題もあります。

このため、オーガニック食品を日常的に食べようとすると、どうしても「選択肢の少なさ」に悩まされることになります。

オーガニック食品を毎日の食生活にとりいれていきたいと考えるのであれば、「通販」という選択肢を選ぶのが現実的といえるでしょう。そのうえで、足りなかったものやラインアップにないものは、オーガニックではないものを選ぶという柔軟性も必要になるかもしれません。

出典:

G-veggie「オーガニック食品のメリット・デメリットとは?おすすめレシピも紹介」

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