6年で、のべ3000人以上の女性足 ツボでサポートしていると、同じようなお悩みを持つタイプの方がいらっしゃいます。
仕事中、トイレに1回しかいかない(ゼロの人も!)という女性も数名見てきました。
彼女たちに共通するお悩みが、冷え、高血圧、肩こり、便秘、のぼせ(顔だけ熱い)、頭痛、痩せない…。
婦人科サロン発祥の地「ワンドマユ」に通われていたCさんは、全てのお悩みをお持ちでした。
このまま放っておくと、子宮筋腫などの婦人科系のお悩みになりやすくなるし、更年期障害になるのも嫌だし…。というわけで、予防のために足 ツボをしようと立ち上がったCさんのストーリー。40歳をステキに迎えられるのか?!
目次
全ての不調は水分を溜めすぎたせい
女性に多い不調はひと通り持っている
Cさんは、足の冷え、体全体の冷えがあり、30代後半から湯たんぽを使い出したほどひどくなってきたそうです。体を温めるためにお風呂にゆっくり浸かるけど、お風呂上がりはすぐに冷たくなってしまう。
20代後半くらいからすでに顔だけ熱いという症状もあり、最近はのぼせる感じもするとか。
肩こりもひどく、頭痛がするほどで、ひどい時は薬を飲んだり、マッサージによく行きます。最近、病院に行くと、高血圧とも言われ、気になっています。
Cさんは、仕事で上司の引き継ぎを約3年やっていて、それによりストレスが大きくかかり、毎日チョコレートを食べる習慣ができてしまったと。
このままいくと、婦人科系の悩みも出てくるかもしれないし(周りに子宮筋腫で悩む人が増えている)更年期も心配だしと、何か自分で体調を良くすることはできないかと、サプリメントを飲んで、バランスボールにたまに乗り、なんとなく運動をした気になっています 笑
体は全体的に硬く冷たい状態。肩や首も非常に凝っていて、揉んでも指が入らないほど。
ひと通りの不調があるとこんな足に
Cさんの足を見ると、とーっても硬くて厚い!そして、親指と小指の横には硬い角質があり、かかとの縁(ふち)にも角質。
足の指もパツパツで、指の間に手の指を入れようとしても入らないほど隙間がない!
腎臓や膀胱、肝臓、腸の足裏の場所(反射区)が痛く、ゴリゴリと老廃物が溜まっている感じがします。ふくらはぎや太もももすごく硬くて、マッサージすると鬱血するほど滞っています。
その不調は水分を溜めているから起こる
Cさんの体のタイプは、余分な水分を溜めやすいタイプ。仕事は約8〜9時間くらいですが、その間、トイレに行くのはなんと1回だけ!喉も乾くことなく、飲まないでも平気とのこと。
自分の意識では平気かもしれませんが、体は悲鳴をあげています。
必要な水分を摂らないから体の中で回らず、排泄も促されることなく、出なくなってしまっています。必要な水分がないため、便が硬くなってしまい、便秘にもなっています。
排泄されない水分は、体内にとどまるしかないので、溜められる場所にあちこち溜めていきます。
冷えも高血圧ものぼせも原因は水分
水分を溜め込みやすい人は、冷えや高血圧、のぼせのお悩みが出やすいです。
まず水分が溜まるとむくみますね。むくみが起こると、血管や神経を圧迫するので冷えます。特に足はむくみやすく、他の体の部位より冷えやすいですね。
足が冷えると、体の熱はどんどん上へ上がります。熱って上に溜まりますからね。冷房の風の上ってムンムンしてるでしょ。
これで、のぼせが発生!Cさんは、水分を溜めて下半身がむくみ、冷えて、上半身(特に顔)に熱がこもってしまっていたんですね。
足が冷えるともう一つ起こりやすい症状が、なんと、高血圧!
足が冷えることで、全身の血液循環が悪くなり、高血圧になりやすくなるんです。
血液は、心臓のポンプ作用で全身に送り出され、足の方に到達した血液はまた心臓へ戻るように上っていくのですが、重力の影響で上りが悪くなっています。そんな時、助けとなるのが、ふくらはぎの筋肉運動。
ふくらはぎの筋肉が動くと、ドックンドックン…、とポンプの役目をして上へ血液を上げてくれます。(こういう働きをするので、ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれています)
ふくらはぎがポンプされると、全身の血液循環が良くなるので、心臓も血管も負担はないのですが、ふくらはぎがポンプされずにいると、なんとか全身に循環させないといけないということで、心臓も血管も必要以上にがんばる必要があります。
そのがんばりこそ、高血圧を引き起こす原因!
しかし、こういう足が冷えている女性は、若いうちは低血圧の方が多いです。40歳が近づくにつれて、血管の負担が響いてきて、高血圧になってしまいます。Cさんは、まさにこのタイプでした。
40歳前の不調は足 ツボに任せなさい!
ここまで体の状態と足の状態がわかり、原因も判明したので、改善するのはカンタン!原因を一つずつ潰していくだけです。
※病気などで高血圧になっている場合、薬を飲むほど高い場合は、足 ツボはやさしく弱くから行ってください。足 ツボをすることで、血圧が高くなることがあります、様子を見ながら安全に行ってください。
全ての不調の原因、水分を出す!
水分を出すには、腎臓、輸尿管、膀胱の3つを活発に動かすことです。どうやって?カンタンです!足 ツボです。
足 ツボとは、足裏の反射区と呼ばれる場所に刺激を与えることで、該当の臓器を活発に動かすことができる健康法です。
足裏には、腎臓、輸尿管、膀胱の反射区があるので、そこを刺激(足 ツボ)します。そうすると、腎臓、輸尿管、膀胱が活発に動き出すのです。
それと、水分を摂ることが必要です。喉が乾かないからと言って飲まないでいると、体は水分が入ってこないから溜めないと!と思ってしまうので、飲んで、溜めない体に変えていきました。
ただし、飲む習慣がない人が急に飲むと処理できないことがあるので、これもやはり、足 ツボをして、腎臓などを活発に動かせるようにしておいて、飲む量を少しずつ増やします。
第二の心臓のポンプをさせる!
Cさんのふくらはぎは、冷えてむくんで筋肉が硬直している状態なので、ポンプが全くされていませんでした。
なので、足 ツボと一緒に、ふくらはぎのポンプマッサージもしました。自然にポンプされないから人工でしちゃうのです。
ちなみに、病院では、寝たきりになったり、運動不足になるので、ふくらはぎの筋肉が動かないため、ポンプマッサージを取り入れているところも多いです。
足湯をして下半身を徹底的に温める!
のぼせがある場合、お風呂に深く浸かると余計にのぼせがひどくなります。なので、熱がこもっている上半身は温めず、下半身だけ温めることが効果的!
Cさんには、半身浴と足湯をしてもらいました。足湯はふくらはぎの半分の高さくらいまでの深さがあるバケツでオッケーです。
自家発電!筋肉を動かす!
Cさんは、移動にはほぼ車を使っていて、歩いたり動くことが少ないとのこと。これでは筋肉も動かないし、熱が発せられず、ますます冷えてしまうので、なるべく動くことを意識してもらいました。
休日は、散歩に出かけたり、自転車に乗って近所のスーパーに買い物に行ったり。
少しではありますが、以前よりは動くような習慣にしてもらいました。
38歳より40歳の方が若くてキレイ!
Cさんは、水分も排便もとにかくデトックスしました。その結果、5ヶ月で6キロ落ちました!(その後、正月に実家に帰り3キロ増えた 笑)
体の硬さはすぐには変わらないので、まだまだ足も体全体も硬い状態ではありましたが、足裏は足 ツボでだいぶ柔らかくなり、腎臓や膀胱、腸の反射区などは、指が入りやすくなっていました。
仕事中のトイレの回数は、3〜4回までに増えました。以前は、水分を飲むことが苦痛にも感じられていましたが、今ではおいしく飲むことができています。
歩くことも意識していましたが、なんと靴づれを起こしてしまい(笑)歩くことは中断したので、また車生活に戻ってしまいましたが、姪っ子とWii-fit(ゲーム)で運動するようになり、楽しく体を動かしています。
お風呂にゆっくり浸かること(半身浴で)、足湯は続けられていて、足の冷えは随分良くなりました。
「靴下を2枚履くためにビルケンシュトックの大きめの靴を買ってたんですけど、もう1枚でよくなったので、ブカブカです」とのこと。
血圧は140くらいありましたが、130〜135くらいを維持しているそうです。
6キロ痩せて3キロ増えたので、3キロ痩せただけにはなりましたが(笑)、全体的にすっきりした感じがあり、友達や同僚にも「痩せたね」と言われるようになって、足も軽くなって、動きやすくなったCさん。
体が水分代謝ができるようになったためか、お肌もみずみずしく艶が出てきました。
38歳では、冷え、高血圧、のぼせなど、ちょっと疲れた感じでしたが、40歳の方が随分若返って、キレイになられたCさんでした。
ここまで準備が出来たら、40代の女性に多い子宮筋腫やその後の更年期などの心配もしなくていいですね!
準備はお早めに。