未来に幸くるための楽しい健康づくり

  1. ファスティング・ビーガン

ファスティングそのものと同じくらい大事かも!準備食と回復食

一定期間(半日~1週間程度。初めての人は半日~2日程度まで)の間固形物を取らないで過ごす「ファスティング」は、短期的なダイエットを目指したいときや、胃腸を休めたいときにおすすめの手段です。

ファスティングというと、「断食期間そのもの」に注目が集まりがちです。

しかし断食期間そのものと同じくらいに大切なものとして、「準備食と回復食」があります。

今回はこの2つについて取り上げていきます。

準備食とは、断食期間になる前の食事のことをいう

「準備食」とは、断食期間に入る前の食事を意味する言葉です。

通常の食事をしている状況でいきなり断食期間に入ってしまうと、ひどい空腹感に悩まされることが多いといえます。そのため、事前に準備食期間を設けることで、体と心を「空腹の状態」に慣らしておくのです。この準備食期間を設けることによって、断食期間の辛さを抑えることができます。

断食期間を2日間とするのであれば、準備食もまた2日間とするのがおすすめです。

この期間は、極力動物性食品(肉や魚)を避け、刺激の強い飲み物を摂取しないように心がけましょう。

また、小麦粉を使った食べ物や、砂糖を多く入れたお菓子類も避けるようにします。

回復食とは、断食期間が終わった後の食事をいう

準備食と対になるのが、「回復食」です。これは断食期間が終わった後に食べる食事を意味する言葉です。

準備食と同じように、「断食が1日だったなら、回復食も1日」と考えておくとよいでしょう。

「ファスティングが終わったから!」と、いきなり大量の食事をとってしまうと、おなかがびっくりしてしまいます。下痢などの腹痛トラブルに見舞われやすくなりますから、おなかに優しい回復食で少しずつ「いつもの食生活」に戻っていくようにするのです。

回復食に向いている料理は、消化のよいものです。おかゆやリゾットがその代表例となりますが、白身魚なども2日目以降ならばとっても構いません。また、野菜や果物も食べやすく、回復食に向いています。発酵食品も回復食に適しているといわれていますから、調味料としてみそなどを積極的に使っていってもよいでしょう。

「準備食」「回復食」は、ファスティングを成功させるキーになるものであると同時に、私たちの体を守り、おなかに負担をかけないためのものでもあります。しっかりルールを守って摂取していきたいものですね。

ファスティング・ビーガンの最近記事

  1. ファスティングでフラフラ?眠気やだるさ?それは好転反応かも

  2. 初めてのファスティングにおすすめ!月のリズムでファスティング

  3. ファスティングのやる気がさらにアップする基礎編・体の機能について

  4. 初めてのファスティングなら効果や目的を知って安全に実践するための入門編

  5. 疲れ知らずでいつも元氣な人の秘密のパワーは酵素ドリンクで充電している

関連記事