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よく聞く「ダイバーシティ」、わかりやすく解説します!

近頃よく耳にするようになった「ダイバーシティ」という言葉ですが、この言葉の意味を正確に説明できる人は、それほど多くはないのではないでしょうか。

ここでは、わかるようでわからない、わからないようでなんとなくイメージはつかめるこの「ダイバーシティ」という言葉の意味について解説していきます。

「ダイバーシティ」とは、特定の都市の名前を表す言葉ではありません

「ダイバーシティ」は、英語では”Diversity”と書きます。一般的に「シティ」と聞いたときにイメージする言葉は、「都市」を表す”city”かと思われますが、ダイバーシティの「シティ」は”sity”であって、「都市」とは関係ありません。

ダイバーシティを一言で表すのならば、「多様性」となります。また、ダイバーシティはこの「多様性」を持った人たちが集まった状態を指す言葉として使われることもあります。

ここでいう「多様性」とは、人種、信仰する宗教、年齢、学歴や職業、性的指向や性自認、趣味や考え方が違うことをいいます。

世界には多くの人種がいます。たとえば黒い肌を持った人もいれば白い肌を持った人もいますし、黄色い肌を持った人もいます。目の色にしても、黒い目の人もいれば茶色の目の人もいますし、青い目の人もいれば、緑の目を持った人もいます。

日本人は比較的宗教への帰属意識が低いといわれていますが、仏教を信じる人もいればイスラム教に属する人もいますし、キリスト教を信仰する人もいます。また、それ以外の宗教を信じる人もいます。

年齢、学歴や職業も実にさまざまです。

体と心の性別が女性であって愛する対象が男性の人もいれば、体の性別は女性で心の性別が男性で愛する対象が男性の人もいます。また、女性の心と体を持った状態で女性を愛する人もいますし、人に対して恋愛感情を抱かない人もいます。

趣味についても、アクティブな趣味を持っている人もいれば、一日中家で本を読んでいたいと考える人もいるでしょう。

このように、世の中は多くの異なる性質を持った人であふれているのです。

「ダイバーシティ」の考え方が重要になっているのはなぜ?

同じ人間は、この世の中に存在しません。そのため、ある意味では「ダイバーシティという考え方」は、この世にあるのが当たり前だといえます。

特に現在では「ダイバーシティを意識した取り組み」もよく行われるようになりました。人それぞれの個性や違いを積極的に受け入れ、異なる多くの人が集って共に生きていこうとする考え方が当たり前になってきたのです。

このダイバーシティの考え方は、「1人の個人」として生きていくときにも非常に重要です。「自分と同じカテゴリーに属する人」以外を排除するのではなく、より多くの人とともに生きていこうとする姿勢を持つことによって、新たな学びを得ることができるからです。

また「企業」の立場で考えたときも重要です。多くの人材を自社に取り組むことによって、今まででは考えられなかったイノベーションを引き起こすことができるからです。

今後もこの「ダイバーシティ」の考え方は、多くの人に注目されていくことでしょう。

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