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  1. グルテンフリー・オーガニック

オーガニックは食品だけじゃない!アパレル分野にも

「オーガニック」というと、多くの人が「食べ物」をイメージすることでしょう。

トマトであったりほうれんそうであったりトウモロコシであったりといった食材を、この言葉から連想する人は多いかと思われます。

ただ、「オーガニック」という言葉は「食べ物・食品」にだけ適用されるものではありません。

オーガニックの考え方は、アパレルの分野にも及んでいます。

「オーガニックコットン」の話

「オーガニックとアパレル」について調べていくと、ほぼ必ずといっていいほど、「オーガニックコットン」という言葉に行き着くはずです。

オーガニックコットンとは、オーガニック食品と同様に、農薬や化学肥料の使用に制限を設けて作られているコットンをいいます。このようにして育てられたコットンは、やがてさまざまな加工をなされ、私たちの手元に届きます。

オーガニックコットンを利用したもののなかでもっとも有名なのは、やはり「衣服」でしょう。ブラウスやパンツ、子ども用の衣類、下着などに加工されて販売されることになります。

また、それ以外にも、クッションの素材や生理用ナプキンの素材として利用されることもあります。

オーガニックコットンの品質と価格について

それではこのようにして作られたオーガニックコットンには、どのような特徴があるのでしょうか。

実のところ、オーガニックコットンであってもほかのコットンであっても、品質には大きな違いはないと考えられています。

衣類用に使われるコットンにはそもそも農薬がほとんど残っていませんし、「オーガニックコットンの方が、一般的なコットンよりも品質面で優れている」と断定することは難しいといえます。

対して「価格」で見たとき、オーガニックコットンはやや不利な立場に追いやられます。オーガニックコットンは一般的なコットンに比べて2~3倍の値段がつけられることが非常に多いからです。

ただそれでも、オーガニックコットンには意味があります。

オーガニックコットンは土壌にかける負担が非常に少なく、またそれを育てる人に健康被害が及ぶ可能性が少ないものでもあるからです。

このため、SDGsの観点からコットンの栽培を考えるのであれば、オーガニックコットンは一般的なコットンよりも優れているといえます。

SDGsを考え、それに対して「自分のできるところから貢献していこう」と思っている人には、オーガニックコットンは非常におすすめです。

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