子宮筋腫などの婦人科系の悩みがあり不正出血が続いている場合、足ツボをしてもいいのか迷いますよね。
「不正出血があるときは足ツボはやめたほうがいいですか?」とよく質問をいただくのですが、そんな場合でも、基本的にはやっていただいて問題ありません。
体調を見ながら、また、出血の状態を見ながら足ツボをやってみてくださいね。
目次
不正出血が続いていても足ツボをやっていいワケ
足ツボで不正出血を悪化させることはない
足ツボは、何か症状に対して、それを悪化させることはありません。
ただ、初めて足ツボをする人にとっては、悪化してるんじゃない?って感じることがあります。
例えば、出血をしている場合に足 ツボをすると、出血が増えることがあります。これは、悪化したのではなく、足ツボをすることで血流が良くなって、出血が増えたというだけです。
不正出血も同じく、出血が増える恐れはありますが、悪化させるということはありません。
出血が多くて心配している場合は、足ツボはお休みしたほうがいいですね。
足ツボで不正出血の原因を改善できるから
足ツボは、体の機能をアップさせて、様々な不調を改善していくという健康法です。よく知っていて欲しいのは、出てきている症状をよくするということではなく、その症状が出た”原因”を改善するというところ。
原因から改善できるので、結果(出てきている症状、不正出血など)が必ず変わります。
例えば、不正出血を止めようとホルモン療法をしたりしますが、それで不正出血って治らないんですよね。ホルモンバランスをコントロールしてただ抑えているだけです。
だから、ホルモン療法を止めると、また出血が起こります。
足ツボの場合、そういうことがありません。不正出血を根本から改善していけるので。
不正出血の原因を知って効果的な足ツボを
不正出血と言っても、いろんな原因があります。せっかく原因を改善する足ツボをしても、原因を見誤って、違う部分を改善させようと努力していても、原因はいつまで経っても改善されません。ということは、いつまで経っても不正出血は改善されないということ。
ここでは、あなたの原因を見つける方法と足ツボケアをご紹介します。
かかとが大きくなっている場合
原因を見つける方法って、実は”足の状態”を見るということなんです。なんで?って思うかもしれませんが、話すと長くなるのでこちらでご確認ください。
子宮筋腫や生理痛、子宮内膜症など子宮にまつわるお悩みがある場合の足の状態は、かかとが大きくなっていることが多いです。
なので、こういう方の不正出血はそう言った疾患などからきている可能性が高いということ。
こういう場合は、とにかくかかとを小さくするケアをしましょう。かかとが大きいだけでなく硬い、冷たい、角質があるという場合にも同じケアをしましょう。
かかとは、特に硬い場合はケアしにくいので、棒をかかとにしっかり入れ込むようにして(硬いと入りませんが入れるという意識で!)ゆっくり棒を動かしましょう。
かかとを小さく削るという意識でやってみてくださいね。
また、かかとの裏だけでなく、側面も大事です。内側は子宮の場所(反射区)。
外側は、卵巣の反射区。
この2つも盛り上がっていたり、ゴリゴリしていたりするかもしれません。しっかり削ってゴリゴリ溜まっているのを潰してくださいね。
足の親指と母指球が大きくなっている場合
足の親指と母指球が大きくなっている場合は、ホルモンバランスの乱れが考えられます。
親指は大脳、脳下垂体の場所。母指球は、甲状腺や副甲状腺です。
どちらとも、ホルモンバランスに関わる場所なので、これらが大きくなっていたり、角質があったりすると、ホルモンバランスが影響して不正出血が起こっている可能性があります。
親指も母指球も足ツボ棒ではやりにくいかもしれないので、手の親指の関節で彫刻するようにケアしてみましょう!
もし、ゴリゴリと音が鳴るような感じがあれば、ホルモンバランスが影響している可能性大です。
足裏が黄色っぽい場合
足裏が黄色っぽい人がいます。足裏を見る機会ってあまりないので、色を気にしている人は少ないかもしれませんが、足裏の色は、あなたの体調をあらわすとても大事なバロメーターです。
黄色っぽい人(特に親指あたりを見てください。土踏まずは白いのが正常)は、実は胃が弱い傾向があります。
胃が弱いと、体のあちこちで”漏れ出す””垂れ下がる”という現象が起こりやすくなります。
不正出血は本来なら、漏れ出ないように体がその力を発揮しているはずなのですが、その力がないということです。そしてそれは、胃の弱さから起こります。
なんで胃の弱さが?と不思議かもしれませんが、東洋医学では当たり前のこと!
実際に、ワンドマユでは、数名集まってセルフケアのセミナーをやっていたことがあるのですが、多くの女性が黄色っぽい足をしています。そして、ほとんどの方が胃が弱いと答えられ、そのうちの数名の方に不正出血という悩みがありました。
こういう場合は、胃と脾臓の反射区をケアしましょう。
不正出血と一言で言っても、原因は様々です。本当は胃が弱っているのに子宮や卵巣ばかり良くしようとしても結果は変わらないんですね。
あなたももしかしたら、今までいろんなことをやってきたけど、改善しない、ずっと不正出血が続くという悩みがあるのかもしれません。
それは、原因を変えていなかったからということです。足には原因が写っています、足を見て、原因を知って、そこをケアしてくださいね。