最近は玄米を食べられるレストランも増え、美味しい玄米を食べられるようになりましたね。
「レストランで食べるようなモチモチの玄米なら毎日食べたいけど、家で炊くとなぜか硬い…」など、美味しく炊けないという方もいます。
ビタミンやミネラル、食物繊維など体にとって必要な栄養素を豊富に含んだ玄米を家でも毎日美味しく食べられるなら、健康にもいいし、気分もいいですよね!
どうすれば美味しい玄米ごはんを炊けるのか、そのポイントを解説。
宇宙の法則(スピじゃない)でウェルネスを手に入れるブログ・たのしくさちくる梶原がお届けします。アユボワン🙏
炊飯器で柔らかいふっくら玄米を炊く方法
玄米を炊く前の計量から洗いまで
最近の炊飯器はさまざまな炊飯モードが搭載されていて、便利になりましたね。玄米モードがついている炊飯器も多いので、ぜひそれで炊いてみましょう。
基本的に、洗米して玄米目盛で水加減するだけで炊けます。
ポイントは計量!
玄米の量は、お米用の計量カップですり切り1杯を正確に計量します。
それをザルに入れて、下にボールを置き、水を溜めて玄米を洗うのですが、ここでもポイントがあります。
1つ目のポイントは、最初の水はすぐに捨てるということ。
お米は最初に触れた水を吸水しやすいので、最初の水はすぐに流します。
もう一度水を入れて、次は洗いに入りましょう。
ここでもポイントがあります。
洗い方は、「おがみ洗い」
玄米どうしをゴシゴシ傷つけ合うイメージで洗うんです、手は拝むように両手を合わせて。
そうすることで、消化されにくい硬い表皮に傷がつき、水分がより入りやすくなって柔らかく炊くことができます。
洗う回数ですが、これは神経質にならなくてOK。だいたい2〜3回で十分ですが、研ぎ水がやや薄くなってきたら、基本的にはOKです。
玄米を美味しく炊く時の水分量とお塩
お水の量も炊飯器に合わせて正確に。
お水を入れたら、塩をひとつまみ(玄米1カップにつき)入れると、玄米の臭みが取れるのと、水の吸収も良くなるのでおすすめです。
昔から玄米を炊く時には塩をひとつまみ入れるのが通例だったそうですよ。
食卓塩ではなく、天然塩を使ってくださいね。
水を入れたら玄米を浸水させる
これですぐに炊き始めるのではなく、浸水させて表皮を柔らかくします。
中心部まで十分に吸水するためには、5〜6時間以上です。時間があれば夏は8時間、冬は12時間ほど浸水させましょう。
夜のうちにセットして、朝炊くなどでもいいですね。
浸水時間が終わったら、あとは炊飯器の玄米モードで炊くだけ!
最初の準備を丁寧にしっかりできていれば、美味しい玄米ご飯が炊き上がりますよ。
炊飯器を開けた時、「カニ穴」ができていればバッチリ!
これは、鍋(釜)の底から空気が抜け出た道。 美味しさの目印です。
質を高めて満足度をアップさせ粗食を楽しもう
ご飯が美味しいと、食事がシンプルでも満足度が高くなりますよね。
量より質がとても大事です。
1つ1つの質を高めて、シンプルな食事にしてみましょう。
シンプルな食事、それは粗食とも言われます。
質素な食事ではありません。質の良い粗食は、何よりも価値の高い健康な体を作ってくれます。
それは一番の贅沢な食事。
そこに気づくことができれば、あれこれ食べたいという欲求も減り、何の苦もなく健康な食事を続けられるようになります。
粗食こそ健康食!これが当たり前になりますように。