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  1. ファスティング・ビーガン

ファスティングでフラフラ?眠気やだるさ?それは好転反応かも

ファスティングは強力な体を変える健康法なので、好転反応が起こりやすいです。

好転反応とは、簡単に言うと、体が良くなっていこうとするときに起こる一時的な不調のこと。

どんな好転反応が起こるか知っていると、安心してファスティングを実践できるので、ファスティング前に読んでおいてくださいね。

好転反応とは

自宅の大掃除を始めると、今まで隠れていたもの、タンスや引き出しの置くにしまっていたものが大量に見えるところに出てきて、掃除を始める前より一時的に散らかって見えたり、大変な状態になるという経験はありませんか?

子宮筋腫を小さくするためのファスティングで起こる好転反応

好転反応はそれとよく似ています。ファスティングを行うことで、体内に溜まっていた老廃物などが排泄され、デトックスが体内で起こり始めます。

今まで細胞の奥にしまっていたものが表面に出てくることで様々な反応が出る場合があり、この反応を好転反応と呼びます。

好転反応による症状は人により様々で、以下のようなことが起こりやすいです。

 

  • 鼻水
  • 咳、たん
  • 下痢、軟便
  • 便秘
  • 吐き気
  • 体がだるくなる
  • 眠気におそわれる
  • 頭痛
  • 湿疹や吹き出もの
  • 体臭の変化
  • 発熱熱
  • 口臭(「舌苔ぜったい」が生じます)
  • 手足が冷える…etc.

普段カフェインや砂糖の摂取量が多い方は頭痛が出やすかったり、肌荒れを起こしにくい方でもポツンと吹き出物ができたりと、人により症状の出方は様々です。

舌苔(ぜったい)とは、舌の表面が白っぽくなる現状です。好転反応の1つとして現れる症状ですが、口臭の原因になるので、気になる方は、舌苔の対策として、歯磨きの際には舌にもブラシ(舌苔用のブラシなどで)をかけるようにするとよいでしょう。

ファスティングをスタートしてから症状が現れるまでの期間や、症状の程度、症状が続く期間なども様々で、これはそれまでの生活で蓄積してきた有害物質や毒素の量により異なります。

好転反応がでにくい方もいますが、一般的にこれまでの生活で有害物質を体内に多く蓄積している人ほど、この好転反応での症状は重くなる傾向にあります。

逆にいうと、好転反応を見ることで、自分の溜めている量がどれくらいなのかがわかるということですね。

ファスティングでフラフラする理由

好転反応っぽいけど実は脂肪燃焼のことも

ファスティングの最中に、気分が悪くなったり、フラフラしてきたり、頭痛がしたりすることもあります。

子宮筋腫を小さくするためのファスティングで起こる好転反応

これは先ほども言った通り、好転反応によるデトックスの反応ということもあるし、ファスティングにより血糖値が下がり、脂肪が燃え始めているためにあらわれる反応の場合もあります。

体の中に蓄積される糖の量は、半日~1日くらいなのですが、それがなくなれば、低血糖を防ぐために、アミノ酸(たんぱく質)や脂質といった体に蓄えられた栄養素が、糖に変化して血糖値を上げるように作用するため、その時に好転反応のように感じるということです。

蓄えられた栄養素がうまく使えない現代人

人類の歴史は、長く飢えとの戦いであり、元々は食べないことが普通でした。そのため、食糧難の状況に陥ったとしても、血糖値を維持するためにアミノ酸や脂質を糖に変化させるという仕組みが人間には備わっています。

食料が手に入ったときにはたくさん食べて栄養素を確保し、体に蓄えておくということを本来、人間はやっていたのですね。

子宮筋腫を小さくするためのファスティングで起こる好転反応

ところが、生活が豊かになるにつれて、私たちは基本的には「明日、食べられない」という状況から逃れ、逆にいつでも栄養素を確保できる様になりました。

十分に栄養素が入ってくるので、体は糖を消化吸収するという方(糖に頼る)へスイッチが入ったままになり、アミノ酸や脂肪を燃やすというスイッチへ切り替わりにくくなってしまいます。

ファスティングでは、人為的に飢餓状態をつくることで、アミノ酸や脂肪を燃やすという機能にスイッチが入るようになります。

だから、今まで糖のみをエネルギー源としてきた回路は、蓄積された脂肪もエネルギーとして使用できるようになり、脂肪細胞が分解されていきます。それにより脂肪細胞に溜め込まれていた有害物質を排泄することも出来るようになるのです!

それは、下半身を太く見せる、通常のダイエットでは落としきれないセルライトも排泄されるし、もちろん子宮筋腫を小さくすることにもつながります。

というわけで、体はまだ本来の働きをすることに慣れていない状態なので、気分が悪くなったり、フラフラしてきたり、頭痛がしたりすることがあるのはスイッチの切り替えをしているということで、体が不安定な状態にあるのです。

状況に応じて、ファスティングドリンクや酵素食品を多めに摂取したり、血糖値を少し上げる工夫(おにぎりや味噌汁、生野菜、フルーツなど)をしましょう。

好転反応が現れたら

デトックスを促す

ファスティングをスタートして好転反応により様々な症状が出始めると、自分には合ってない方法なのだと途中で中断してしまう方が多くいるのですが、これはとてももったいないです。(もちろん、どうしても辛い場合は無理せず中断してください)

好転反応はデトックスが体の中で起こっている事による反応であり、歓迎すべきことです。

子宮筋腫を小さくするためのファスティングで起こる好転反応

あまり過度に心配する必要はないので、薬などで症状を抑えることはせず様子を見ながら、十分に水分を摂取し、デトックスを促しましょう。

好転反応が続く場合は病院へ行くこと

ファスティング中の不調は、私たちの体の中で起こっている様々な変化の現れです。少々つらいものもありますが、歓迎しましょう。

ただし、症状が重くファスティングの継続が困難になる場合もあります。その際は体の不調を我慢してまで無理に行わないようにしてください

症状が重くしかも長く続くようであれば、ただちにファスティングを中止し、医師の診察を受けましょう。

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