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  1. グルテンフリー・オーガニック

グルテンフリーの生活が与えるプラスの影響

小麦粉を加工する段階でできる「グルテン」を避けた生活を、「グルテンフリー(の生活)」といいます。

このグルテンフリーの生活を行うことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

グルテンフリーの生活が私たちの生活にもたらすプラスの効果を解説していきます。

結果的にダイエットに繋がることが多い

グルテンフリーの生活を送ったとしても、それによって直接的に病気が治ったり、生理痛がなくなったりすることは基本的にはありません。

また、グルテンフリーの生活では、制限するのはあくまで「小麦粉」なので、お米などの糖質はとっても構いません。このため、「グルテンフリーの生活は糖質制限の生活なので、糖質をとらないことによってやせられる」とまでは言い切れません。

ただ、グルテンフリーの生活を行うことで、結果的に取り入れる糖質が少なくなりやすいのはたしかです。

小麦粉を避けるために、こんにゃくを使ったパスタを使ったり、パン自体を避けたりする人も多いことでしょう。このような生活パターンになることによって、摂取する糖質量が減り、結果的にダイエットに成功する人も多くみられます。

自分の生活を見直すきっかけにもなる

上でも述べましたが、グルテンフリーの生活を送ろうとすると、必ず「自分自身の今までの生活」「自分自身のライフスタイル」を見直す機会が訪れます。

夜中に暴飲暴食をしていないか、手軽だという理由だけでパン(炭水化物)だけの食事にしていないか、お酒を飲むときに高カロリーなおつまみばかりを選んでいないか……。

このような「自分自身のライフスタイルの欠点」と向き合うことになります。

この経験は非常に苦しいものですが、同時に、「これからのライフスタイル」を再構築していくうえでとても重要な過程ともなりえます。

「今までの生活はよくなかったので、今度から暴飲暴食はやめよう」「自分が『食べたい!』と思った時にパンを食べるのは良いが、それ以外のときはもっと栄養価が高くてカロリーの低いものを食べよう」「お酒を飲むのは良いが、せめて野菜料理を一品とりいれよう」などのように、自分自身の意識が変わってくるのです。

この「意識の改革」は、非常に重要です。意識が変わらなければ、食生活やライフスタイルの改善は決して成功しません。

グルテンフリーの生活を送ると決心することは、このような「意識の改革」をもたらしてくれるのです。

※なおここで紹介したのは。あくまで「自分の嗜好としてグルテンフリーの生活を選ぶ場合のメリット」です。セリアック病などのように、グルテンを病因とする人の場合は、グルテンフリーの生活を送ることによって症状が軽くなるなどのメリットがあります。

ただし、セリアック病などの病気を抱えている人の場合は、まずは医師に相談してください。また、「小麦粉製品をとったときに体調が悪くなる」という人も、グルテンフリーの生活に映る前に、病院にかかってください。

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