暴飲暴食で疲れた胃を休めたり、短期的なダイエットを行ったりしたいときに役に立つのが、「ファスティング」という方法です。
一定期間固形物をとらずに過ごすこのファスティングは、私たちにとってとても役立つものです。
ただ、慣れていない人にとっては、ファスティングは少し難易度が高いものであるのも事実です。
「やってみたけれど、長続きしなかった」
「途中で挫折してしまった」
という人もいることでしょう。
そこでここでは、ファスティングを続けるためのコツをお伝えします。
ファスティングを続けるためのコツ
「ファスティングに失敗してしまった!」という人は、下記の点を意識して再チャレンジしてみてください。
1.初めは少ない日数から
2.徐々に食事の量を減らしていく
3.水分の補給はこまめに行う
4.だれかと一緒に行うのもおすすめ
5.運動も適宜取り入れて
1つずつ解説していきます。
1.初めは少ない日数から
まだファスティングに慣れていないときは、少ない日数から始めていきましょう。
たとえば、1日や半日などのように、短い期間だけファスティングを行うようにするのです。長く行う場合でも、せいぜい週末の2日間くらいにしておきましょう。
慣れていない時期に長期間のファスティングに取り組むと、空腹感に耐え切れずに挫折してしまう可能性が高いといえます。また、健康面でも悪影響が出やすく危険です。
2.徐々に食事の量を減らしていく
「ファスティングの前にしっかり栄養をとっておこう!」と考えて、ファスティング前夜に食べ過ぎてしまったという経験がある人もいるのではないでしょうか。
ファスティングを行う際は、その前日~前々日あたりから食事量を減らしていき、空腹感に慣れるようにした方が失敗しにくくなります。
3.水分の補給はこまめに行う
ファスティングのときに摂取してはいけないのは、「固形物」です。水分はとっても構いませんし、とるべきです。
このときにとる水分は、お茶や水などのゼロカロリーのものだけに限定されるわけではありません。野菜ジュースや野菜スープなども飲んでも構いません。
4.だれかと一緒に行うのもおすすめ
ファスティングに限ったことではありませんが、物事は、1人で取り組むよりも複数人で取り組む方が長続きしやすいものです。
そのため、だれかと一緒に行うのもおすすめです。
友人や家族と一緒に行ってもよいですし、私たちと一緒に取り組んでいくのもよいでしょう。
5.運動も適宜取り入れて
「ファスティングの最中に運動をすると、余計におなかが減ってしまう」と思う人もいるかもしれません。
しかし運動は、気分転換とリラックスをもたらしてくれるものです。そのため、ファスティングの最中にも取り入れていくべきだといえます。
ただし、激しい運動は禁物です。体操やヨガ、軽いウォーキング程度にしておきましょう。
ファスティングは、まずは無理なく、「続けられるポイント」を把握してから行うようにするべきです。