当サロン「ワンドマユ」は、婦人科サロン発祥の地のため、婦人科に関する足ツボの質問はこれまでに何千件といただいています。
よくいただく質問に関しては、このブログで答えているので、いろいろ検索してみてくださいね。
今回の記事でもよくいただく質問についてお答えします。それは、「子宮筋腫とチョコレート嚢胞があるのですが、足ツボするとき、子宮、卵巣の反射区を少し長めにすればいいのでしょうか?」というもの。
そうです、長めにするといいですよ!ということで完結です 笑
子宮筋腫とチョコレート嚢胞がある場合の足ツボ の場所
子宮と卵巣の反射区
やはり、まず大事なのはダイレクトに子宮と卵巣の場所ですね。
子宮の場所(反射区)は、かかとの内側です。卵巣の反射区は、かかとの外側。
子宮筋腫とチョコレート嚢胞がある場合は、ここが大きくなっていたり(ボコっと出ている感じ)、冷えていたりします。
ゴリゴリしている状態の悪い反射区
ところで、足ツボは、不調のある臓器の反射区をケアすることが大事なのですが、考え方としては、”状態の悪い反射区”を刺激する、という方が正しいです。
まぁ、不調のある臓器の反射区は状態が悪くなりやすいので、どちらもどちらっていう話なんですけど、「不調のある臓器の反射区だけ」と思っていると、そこしかしなくなるんですね。
本当に症状を改善させようと思ったら、大事なのはそれらの症状を作った原因を改善させることなんです。原因さえよくなれば、結果は必ずよくなりますからね。
でも原因を知るって難しいんです。これって自分で見つけようと思っても見つかりません。例えば現代医療の場合は、血液検査とかMRIとかをして原因を見つけるように、細部を診てみないとわからないもの。
かといって、毎度血液検査やMRIはできない。なんですが、実は簡単に自分の不調の原因を見つける方法があって、それが”足裏の状態を見る”なんです。
足裏は自分の体の縮図なので、例えば、子宮の調子が悪いよ〜っていうことなら、足裏の子宮にあたる場所が何か異常な状態になっているのです。
異常というのは、大きくなっていたり、ボコボコと老廃物が溜まっていたり、他の場所より冷えていたり、また角質がある場合も。こんな場合は、そこの臓器に異常があるかも!っていうサインなんですね。
そうやっていくと、子宮筋腫とチョコレート嚢胞だから子宮と卵巣だけと思ってしまっていたところ、他の場所にも不調があることが見えてきます。
例えば、子宮筋腫とチョコレート嚢胞がある方の足は、親指が大きい場合がよくあります。
また、母趾球が大きかったり角質があったり。腸のところにゴリゴリ詰まっていたりもします。
こうやって足の状態=体の状態と知っていれば、子宮筋腫とチョコレート嚢胞だから子宮と卵巣の反射区だけってことにはならず、その不調を作り出した他の臓器も知ることができ、そこをケアすることができます。
何度も言いますが、子宮筋腫とチョコレート嚢胞と言っても、不調を起こしているのは子宮や卵巣だけじゃないですからね。体は全てつながっていますから。
あなたも足裏を見て、どこにケアが必要かチェックしてみてくださいね。
子宮筋腫やチョコレート嚢胞改善の足ツボの考え方
先ほども言った通り、足の状態が体の状態なので、子宮筋腫とチョコレート嚢胞だからと言って、あなたもあなたもこの場所ねってことはありません。
人により、足の状態は異なりますから。
これは東洋医学的な考えです。
同じ子宮筋腫とチョコレート嚢胞と言っても、”人”は異なりますよね。東洋医学では、”人”を見るんです。
もっとわかりやすく言うと”体質”を診るということ。子宮筋腫とチョコレート嚢胞と言う結果が重要ではなく、その結果を招いたそもそもの原因はなんなのさ?と言うところに注目しているんです。
その原因と言うのが、あなたであり体質なのです。
一方、西洋医学は、症状を診ます。要は、子宮筋腫とチョコレート嚢胞と言うのを診て、どんな体質というのは診ないです。
子宮筋腫とチョコレート嚢胞と言う結果が同じであれば、処方箋は同じと言うわけ。これって、どちらが改善が良いと思いますか?
当然、東洋医学の考えです。だって、症状は同じであっても出てきたところの質(体質)が違えば、出たもの(症状)の質も違うんですから。
子宮筋腫とチョコレート嚢胞の基本の足ツボ
足の状態が体の状態ということをお話ししましたが、そうは言っても、普段、自分の足裏を見るクセがなく、今初めて見ても、これはどんな状態?これって異常なの?ってわからないですよね。基準がないと難しい話だと思います。
でも、足ツボを続けているうちに、もしかしてこれって大きい?ゴリゴリしてる?冷たい?ってわかってきます。もし、他の人の足を見る機会があれば、見て比較してみるのもいいですね。
というわけで、状態がわからなければケアもしにくいと思うので、ここでは、状態にかかわらず、この反射区は押さえておいた方がいいよっていうところをご紹介しておきます。
もしかすると、これらの反射区を見て、触ってみれば、異常かもって他の反射区との違いを感じるかもしれませんよ。
まずは、親指。ここは大脳や脳下垂体という大事な場所。
子宮筋腫とチョコレート嚢胞がある場合は、ここが大きくなっている場合が多いです。
指の頭って丸いし、なんとなくこんなもんじゃないの?って思いがちですが、実はパーンと張ってて大きいって人が多いんですよ。
親指の下の母趾球も。ここも子宮筋腫とチョコレート嚢胞がある場合は、大きくなっている人、多いですよ。
ここは甲状腺や副甲状腺をあらわします。どちらも内分泌系でホルモンバランスに関わります。特に甲状腺は、女性ホルモンの影響を受けやすいので、ここが大きいと、子宮筋腫やチョコレート嚢胞などになりやすいとされます。
そして、かかと全体。かかとの裏は生殖腺の反射区なので、女性ホルモンバランスが悪い場合、大きくなっていることが多く、子宮筋腫やチョコレート嚢胞などの婦人科系の悩みがある場合は、だいたいの方が大きくなっていますね。
かかとの裏だけでなく、側面も大きくなっていることが多いですね。
かかとの内側は、子宮だから、子宮筋腫のある方は大きくなっていたり、ボコボコっていう感触があったり。
かかとの外側は、卵巣だから、チョコレート嚢胞や卵巣嚢腫の方は、大きくなっていたり、ボコボコっていう感触があることが多いです。
まずはこれらの反射区を確認してみて、あとはケアをしてみて、同じように状態が良くない反射区、ゴリゴリと鳴る反射区はケアした方がいい場所ですからね。