年末年始のこのシーズン、忘年会やクリスマスパーティー、お正月に新年会などなど、とにかく外食が多くなりますね。
子宮筋腫でお悩みの方で食事に日々気をつけている方は、どうしようかと気になっていると思います。
でも、楽しいことですし、付き合いもあるわけなので、ここは普通に楽しみましょう!
あなたが楽しめるための外食対処法についてお教えしますから、大丈夫!
目次
子宮筋腫のための忘年会やクリスマスの楽しみ方
「ハレとケ」精神で罪悪感なく楽しむ
健康を無理なく保つための素晴らしい言葉が日本にはあります。それが、「ハレとケ」。
この言葉、別に健康を無理なく保つための言葉というわけではないのですが…、でもそれにピッタリなんです。
ハレというのは、冠婚葬祭や年中行事などの特別な日のこと。この日は、普段食べないような肉やお酒、豪華な食事を楽しむという昔からの習わし。
ケというのは、それ以外の日常ですね。
子宮筋腫を改善するために日々食事に気をつけていても、やっぱりできない日もありますよね。家族のこともあれば、付き合いもあるし、こうやって行事もあるし…。
「もうすぐ忘年会があるのですが、その日も肉やアルコールなど食べたり飲んだりしない方がいいでしょうか?」「クリスマスはケーキを毎年買って食べているのですが、今年は食改善もしてますし、やめておいた方がいいですか?」
と、日々食改善をがんばっている子宮筋腫を改善したい女性たちから質問をいただきますが、忘年会もクリスマスも楽しめないとなると苦行ですよね…。
そんな日は楽しんでいいんです。でもそれ以外の日にきちんと食事しましょうねということです。
まさに、ハレとケですね。
現代人は毎日がハレのような食事をしている人も多いです。
飽食の時代と言われ、食べ過ぎが現代病(子宮筋腫など婦人科系の疾患含む)の原因とも言われています。
ハレの食事は行事の日だけでいいんです。あとのケの日は、いわゆる粗食をする。
これができれば罪悪感なく忘年会やクリスマスを楽しめます。
忘年会・クリスマスメニューの中で体に良いものを選ぶ
メニューが選べるのであれば、体に良いものを選ぶようにするといいですね。
揚げ物ではなくボイルや焼きなどシンプルな調理法のメニューを選んだり、野菜が多いメニューを選ぶ。乳製品を使っていないメニューもいいですね!
お肉は、牛肉より豚肉、豚肉より鶏肉を。
大皿で取り分けるのであれば、少なめに取るとか、野菜を多めに取る、小麦や乳製品を使っているものは避けるなど対処することができます。
アルコールも、ビールなど体を冷やすものより、ワインや、日本酒、焼酎のお湯割など温かくして飲めるものがいいです。コントロールできるのであれば、飲む量は控えめに…。
デザートも食べることが多いと思いますが、もし食べなくても OKなのであれば、それに越したことはありませんが、どうしても食べるのなら、シンプルなものがいいですが、ビーガンやグルテンフリーでない限り、子宮筋腫に安全ですと言い切れるものがないので…、デザートについては、食事メニューで調整する方がいいですね。
デザートは、子宮筋腫に大敵の乳製品が含まれることが多いので、先ほど言った通り、食事メニューで乳製品は避けるなど、乳製品が重ならない方がいいです。
あとは、デザートについてくる飲み物は、ストレートorレモンティーかブラックコーヒーなど、こちらもミルクや砂糖が入っていない状態のものがいいですね。
ジュースは冷やす&糖質もあるので、すでにデザートに糖質がかなり含まれますから、どちらかというと、ティーかコーヒーの方がいいです。(カフェインは含まれますが、糖質過多になるよりはこちらの方が良い)
子宮筋腫のための忘年会クリスマス前に気をつけること
忘年会とクリスマスに食べそうなものを減らす
忘年会やクリスマスの予定が入ったら、レストランの予約をしていることがほとんどかと思うので、何を食べるかが決まっていますよね。
そして、ほとんどの場合、イタリアンや洋食といったメニューが多いかと思いますので、そうであれば、その前の日々は同じものを極力食べないようにしてみましょう。
ランチでパスタは選ばない、ラーメンなど小麦系もやめておく。夜のアルコールは控える。カフェでケーキを食べることはやめる…。
忘年会やクリスマスがたとえ和食であっても、上記のものは控えるようにしましょう。やはりイベント当日は食べる量が多くなると思います。その分、準備として、腸に重たい小麦系、アルコールなどは少ない方がいいです。
忘年会とクリスマス前は少食にする
イベント当日に食べる量が多くなるのであれば、普段は少食に徹しましょう。
それは、当日にたくさん食べるために!というより、「当日少食になるように」という準備!
普段少食であれば、外食でもあまりたくさん食べられなくなります。普段から少食にしておいて、胃を小さくして、食べ過ぎ防止をしましょうということです。
たとえ当日に食べすぎたとしても、普段から少食の場合、その食べすぎた量は以前の食べすぎた量より確実に少なくなっているはずです。
すぐにケに戻せるようにハレが続きすぎないようにする
年末年始になると、気が緩んで、普段から食改善をしている人でも、「今月はもういっか〜」と食事が乱れる人も多いですが、普段の食事が乱れてさらに忘年会にクリスマス…、と度重なる食事の乱れが続くようになると、戻すのが大変になります。
正月休みでも長くなると仕事に復帰するのがしんどいように、食の乱れも長くなると、食改善生活に戻すまでに時間がかかってしまいます。
また、食改善を最近始めた方であれば、食事が数日乱れるだけでも、体はすぐに元の状態に戻ってしまいます。体は、元の状態に戻るのは簡単なのでどんどん戻ります。
そうさせないためにも、食事の乱れ(ハレ)の期間が長くならないように気をつけましょう。
子宮筋腫のための忘年会クリスマス後に気をつけること
イベント翌日の朝は食べずに白湯だけで過ごす
忘年会やクリスマスを楽しんだ翌日、すぐに立て直すことが大事です。
立て直すとは、入れたものはきちんと出して、良いものを入れるということ。
たくさん食べてしまったのであれば、翌日の朝は胃腸を休ませた方がいいです。食べないでOKであれば、食べないでおきましょう。
そして、朝、白湯をしっかり飲むようにしてください。これで胃腸を清め、排泄も促すことができます。
こうやって過ごして、朝に排泄があればいいのですが、もしなければ、あるまでは食べないのがベスト!ですが、辛いと思うので、次の昼食をとってみましょう。
イベント翌日のお昼は消化に良い食事を
朝食べなかったのであれば、胃腸が休まっているので、急にヘビーなものを食べると胃腸がびっくりして、せっかく休めて良い調子にしていたのに逆効果につながります。
昨日イベントでしっかり食べたこともあり、お昼は消化に良い(体に良い)食事をしましょう。
選べるのであれば、おかゆや野菜スープなどがいいですね。普段、食改善をされている方なら、普段の食事である玄米と味噌汁でもいいですよ。(胃が弱い人は分づきご飯)
とにかく、粗食です。量も少なく。よく噛んで食べましょう。
イベント翌日の夜は玄米と味噌汁で体を戻す
体がすぐに良い状態に戻るように、イベントの後は普段の食事をするようにしましょう。
普段の食事とは、玄米と味噌汁です。イベントで肉料理を食べたのであれば、翌日は食べなくていいです。魚を食べるのであれば小魚を選ぶようにしましょう。
また、イベントでアルコールを飲んだのであれば、翌日は飲まないようにしましょう。
次のイベントまで玄米と味噌汁、少食で落ち着かせる
忘年会が終わったら、次はクリスマス、そして年末と正月にまた…、とイベントが次から次へとやってきます。
次のイベントまで、食改善を続けましょう!それは、「ケ」です。
玄米と味噌汁、少しの動物性食品というケの食事を少食でいただきながら、体を落ち着かせてください。
そうしていると、日々の排泄も良いはずです。普段から排泄も良い状態を続けていることで、イベント翌日もすんなり出るようになります。
というわけで、子宮筋腫を大きくさせたくない方の忘年会やクリスマスの外食対処法についてお話ししました。
ハレとケがきちんとできていれば、気にしすぎることなく思いっきり楽しんでもいいんです。
せっかくの楽しいシーズンですから、無理なく対処してくださいね。