だれもが一度は耳にしたことのある「ビーガン」という言葉ですが、この言葉と「ベジタリアン」の違いは意外なほどに知られていません。
「ベジタリアン」は菜食主義者の総称を指す言葉であるのに対し、「ビーガン」は「菜食主義者のなかでも、植物性の食品のみを食べる人(やその思想)をいいます。つまりビーガンの場合は、乳製品や卵などの動物由来の食材も摂取しないというライフスタイルをとっています。
また、ビーガンのなかには食べ物だけではなく、動物由来の衣類(毛皮など)とさよならしている人もいます。
ビーガンという生き方を選ぶ人は非常に多いのですが、その理由はさまざまです。
宗教上の理由からこの生き方を選ぶ人もいますし、ダイエットや美容の観点からビーガンの生活を選択する人もいます。また、「自分も動物を飼っているので、動物を利用して生活することにためらいを感じたからビーガンになった」という人もいるでしょう。
どのような理由から始めるのであっても、ビーガンとしての生活を選べば、そこにはレタスなどに代表される豊かな緑色と、トマトなどに代表される真っ赤な色と、カブなどに代表される美しい白色で彩られた自然の大地が広がっています。
その美しい大地を味わうことで、自分自身の内面や体と向き合うこともできるようになるでしょう。
自分の内面を見つめ、自分の体を整え、自分の明日をより良きものとするために、今日からでもここからビーガンライフを始めてみませんか。