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  1. サステナブル・エシカル

たった1つの地球を大切に〜「サステナブル」の考え方とその概要について

私たちが住んでいるこの地球は、たった一つしかありません。地球の代わりとなる星はどこにもありませんし、私たちが生きていく星はこの地球を除いてほかにはありません。

地球は、私たちを育んでくれる偉大なものです。しかし現在は、「地球が私たちを愛してくれるように、私たちも地球を愛そう」とする考え方が注目されるようになりました。

その過程で生まれたのが、「サステナブル」という考え方です。

サステナブルとは「持続可能な」を意味する言葉

「サステナブル(サスティナブルとも。ここでは、「サステナブル」の表記に統一する)」は、英語では“sustainable”と書きます。日本語に訳すと、「持続可能な」となります。

なお、サステナブルと関連した言葉に「サステナビリティ」があり、これは“Sustainability”と記します。この2つはしばしば混同されますが、サステナブルは形容詞で、サスティナビリティは名詞であるという違いがあります。

サステナブルの日本語訳である「持続可能(な)」について解説していきます。

私たちの住んでいる地球には、多くの資源があります。しかしその資源は、無尽蔵にあるわけではありません。無計画に使い続ければ、いつか必ず破綻します。そうして破綻してしまった地球は、人が住める環境ではなくなってしまうでしょう。

このような未来を避けて、ずっと人間が住み続けられる社会あるいはそのように努力していく社会のことを「サステナブルな社会」と評します。

限りある資源を大切にし、無駄遣いを避け、リサイクルに取り組んでいき、太陽光発電などの自然のエネルギーを利用することが、この「サステナブルな社会」を実現することにつながっていきます。

サステナブルな社会、その意味について

また、サステナブルな社会のなかには、「ジェンダーの不平等の解消」「教育の普及」「世界の平和を守ろう」などの概念も組み込まれています。地球だけでなく、人間にとっても優しい社会を築いていこうとするのが、サステナブルの考え方です。

また、このサステナブルな社会を実現するための方法として、「SDGs」があります。これは、「地球に存在する国々が、国境を越えて協力し合って果たすべき17の具体的な目標」を指す言葉です。人々が問題意識を持ち、一人ひとりがSDGsに取り組むことによって、サステナブルな社会を作り上げられると考えられているのです。

私たちはみんな、「地球」という大きな家に住む住人です。その家を美しく保ち、いつまでも住み続けられるようにするためには、住人一人ひとりの努力が欠かせません。「サステナブル」「SDGs」というと大がかりな取り組みを想定してしまいがちですが、実際には目の前の小さな取り組みからすべてが始まります。

「自分もサステナブルな社会を作るために貢献したいけれど、何をしたらいいかわからない」という人は、まずは私たちと一緒に、サステナブルについて「知ること」から始めてみてください。「知ること」は、「実行するため」の、一番初めのステップとなるはずです。

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